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『リフレクション』を読んだけど役に立たなかったので、リフレクションしてみた。

周りに読んでいる人が結構いて、興味はあったけど買うまでに至らなくて、アマプラで無料で読めるみたいだったので読んでみた。普段あんまりないのだけど、途中から書いてあることを疑いの目で見るようになってしまい、「ホンマかいなー」とつっこみながら読み進めてしまった。

なぜ疑いの目で読み進めてしまったのか?その違和感を知りたくてリフレクションで思考の柔軟性を高めてみた。

リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術


ステップ1:驚きや違和感の背景を「認知の4点セット」で理解する

[意見]
おもしろくなかった。参考にならなかった。疑いの目で読んでしまった。

[経験]
「相手の強みを引き出して、誉める」という言葉に違和感を感じた。強みを「引き出す」ってあなた何様!?引き出すも何も、もともと相手が持っているものだし、それを「引き出してやった」みたいな言い方されるのなんか嫌。相手は元々強みを持っていて、ただ、忘れてただけ。引き出すも何も、そこにあったのだし、そのフタをあけるのも相手だし。だれかによって「引き出される」ってなんだか侵害されているようで嫌。もし私がチームメンバーで、そのチームのリーダー的な人と信頼関係ができてないのに、なんかチームを良いふうにしたいからと言って、メンバーの人柄をとりあえず「誉める」みたいなことされたら、キモい。

[感情]
いや。キモい。つまらない。期待とちがった。時間を無駄にしてしまった。

[価値観]
残された人生の中で、わたしが本を読める時間は限られている。その時間を無駄にしたくない。少しでもなにか生活のヒントとなるような本のために時間を使いたい。

ステップ2:リフレクションで明らかになったことを整理する

[意見]
この本、わたしの期待とは違った。とはいえ、読んだ時間を無駄にしたくない。この経験(失敗)を学習に変えたい。

[経験]
相手から一方的になにかされること、相手は「してあげる」と思って、良かれと思いやっていることだとしても、それを受けるこちらは一方的になんかされてる(気持ち悪い)という違和感を覚える。相手がなにを求めているかに目と耳を傾けずに一方的になにかやるのは違うと思う。とはいえ、本を読んでこの本読んで良かったとか意味があったなと感じられるのは、本の感想を書いたりだれかに伝えたりしたとき。アウトプットすることでこの本の内容を理解し自分のものとするのがてっとりばやい。読んで気づいたこと言語化するだけでも本の内容が印象に残る。時間を無駄にしないためにもアウトプットは大事だな。

[感情]
来るならきてみやがれ。わくわく。未知への挑戦したる。

[価値観]
疑ってみる自分も悪くない。怒りはエネルギーにもなる。アンラーニング(今までの経験を手放す)の実践。失敗(この本を手に取り読んでしまったこと)を無駄にしたくない。経験をすべて自分の糧にしたい。

ステップ3:問いを立てる

「あなたにとって時間を無駄にするということは?」
・チャンスを逃すこと
・本来できたはずのことができない
・大切なものを見失う

ステップ4:リフレクションをアクションに活かす

・時間を無駄にしない読書計画を考える
・衝動買い、衝動読みはやめる
・どうしても読みたくなった時は、時間を決めて読む

わたしの場合は、今回この本を読んでみて、いまの私にはあまり役に立たず、後半はだいぶ飛ばし読みしてしまったのだけど、企業で働いていたり、組織開発に関わっていたり『学習する組織』読んだり(読みたいと思ってたり)する人には、とっても参考になる本だと思います!


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