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棺に一緒に入れて欲しいマンガ ベスト6~10
6位 からくりサーカス
棺に入れたい度 ★★★★★
一体、この選別をどうしたら良いのか。
悩みに悩んだ結果、「流してきた涙の量で紹介」というアイディアが浮かんだのですが、まんしゅうきつこさんの『アル中ワンダーランド』などは、棺の中に深刻な漫画ばかり集まっても嫌だからアレぐらいおもしろおかしいものも入れたいと思って選んでました。(笑)藤田和日郎さんの『からくりサーカス』はもう、ルシールっていうバアサンが亡くなるところで号泣しまして。(;´Д`) 「ルシールゥゥゥゥゥ!!!!!!」って、ずっと泣いてましたね。すごく長いんだけど藤田和日郎作品の中で一番好き。
7位 家庭教師 神宮山美佳
棺に入れたい度 ★★★★★
ベスト10に江川作品を二作も入れるとは……しかし、これは男女共に一度は読んでもらいたい作品。ロジックの塊である江川達也が、漫画を終わらせられない江川達也が3巻で描き切った良作です。
日本人はもっと頭が良くなれると感じさせる一作。人の感情の既成、発生のメカニズムについて深く考えられており、一歩進んだ人間愛について、面白い生き方とは何か、思いやりのある社会を日本人全体の頭を良くして取り組みたかったのではないかという作品です。\(^o^)/
8位 PINK
棺に入れたい度 ★★★★★
岡崎京子さんの『PINK』。若い頃は『I WANNA BE YOUR DOG』の方が好きで、それこそ号泣しながら読んでいましたが、『PINK』に出会ってからはついつい、こればかり読んでいますね。飼っていたワニを殺されてバッグにされたユミちゃんが、ママハハの家にバットで殴り込みかけるシーンが最高です。
岡崎京子さんの『ヘルタースケルター』は、デヴィット・リンチの映画みたい。本当に残酷で素敵です。
9位 ハンター×ハンター キメラアント編
棺に入れたい度 ★★★★★
涙の数で選ぶなら、もうハンター×ハンターのキメラアント編しかない……。
それぐらい、大人になってから読んだのに号泣した作品。ああ……なぜ、私の選ぶ漫画は少年マンガの系統ばかりなんだ……。あんなに『ガラスの仮面』を読み込んで、アルディス王女の真似とかしてたのに。アルディスとオリゲルド良かったよね。(;´Д`) でも、とにかく素晴らしい作品です。コレだから冨樫先生はすぐ休載してもジャンプ本誌でやってられるんですね。もう、伝説のマンガだものハンター×ハンターは。
10位 シュナの旅
棺に入れたい度 ★★★★★
またしても業田良家さんの『自虐の詩』とどっちにするか迷ってからのー、コレ。(;´Д`) わかったんだけど、業田良家さんの作品に出会ってからまだ日が浅いから、思い入れがそんなに強くないんだドグね。(;´Д`)『自虐の詩』はすっごく深い作品なんだけど、
『シュナの旅』をベスト10の最後に持ってきたのは、この作品を読むと更地に戻れる感じがするからです。
これは、普通のマンガ作品というよりは人間の原点を探すような作品で、おそらくは宮崎駿作品の根本にあるもの。ナウシカもラピュタも、『シュナの旅』を放送できないから作った作品のように思えてくるのです。それぐらいシュナの旅は、重くて切実で、真実が描かれていると感じます。
読むと全てが洗い流された後のように感じられるマンガは、そうそうないのではないでしょうか。
あ、でも岡崎京子さんの『PINK』や安田弘之さんの『ちひろ』は、私にとってそういう作品です。(^^)
以上でーす☆次は、年内に新刊紹介ベスト5やりますね。(^^) かっぴーさんの『アイとアイザワ』、すっごく良かった!! 面白い。
上の画像でもわかるように、五十嵐大介さんのマンガも大好きな私。ベスト10に『魔女』を入れられなかったのも悔やまれますが、『ペコロスの母』シリーズを入れられなかったのもひたすら、涙です。本当にマンガ、大好きなので。私が死ぬときには棺に、たくさんマンガを入れて一緒に燃やしてほしいと思っています。\(^o^)/
山田スイッチ☆
※ベスト5はこちらです!
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