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母と私の本音トーク

私は93歳の母と協力してブログを発信しています。その一環として2年前から二人でフリートークを始めました。毎日ぶっつけ本番で打ち合わせなく会話をして録音し、音声配信しているのです

ブログでの母の担当はイラストを描くことと俳句を一句詠むこと、そしてフリートークでコメントすることです。
このフリートークに母がハマりました

母とのぶっつけトークは毎日5分前後で、母がその日の出来事や感動したことなどを私に話すスタイルにしています。トークは母がメインで私は母のコメントにリアクションをしているだけです。

そのぶっつけトークのために、母は毎日話すトピックスを朝から探しています。新聞やテレビのニュースもしっかりチェックして見るようになりました。

朝、昼、晩とその日の食事の内容もきちんと覚えていて、気に入ったメニューが出た時はトークの時に私を思いっきり褒めるのです

何故か母は収録の時に本音が出るらしく、フリートークのコーナーがお気に入りです。収録が遅れていると「今日はまだ録音せんでもええんかねー」と訪ねてきます。

母は私への愚痴や食べ物に関する不満をフリートークでぶちまけてスッキリしているようです

「私はネギやもやしは歯にひっかかるけん入れんほえがええんよ」とか「すき焼きに入れる豆腐は揚げ豆腐がええんじゃけど」とか、「今日のお肉は甘すぎたねー」など、食卓では言いづらいのか、その収録で突然コメントするのです

最近私はその収録を親子のコミュニケーションが深まる時間として捉えています。毎日のフリートークは母にとって欠かせない癒しのルーティンになりました

私は母にフリートークのコーナーでよく聞くようになりました。
「お母さん、今日はご機嫌だった」
「体の不調はないのかな」
「夕食は満足だった」と。
すると母はびっくりするくらい饒舌になります



最後までお読みいただいてありがとうございました。
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