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「ありがとうございました。」を使わない理由

ビジネスメールマナーコンサルタントの山田直毅(なおたか)です。

1メール1感謝

お客様にメールを書く、お客様のメールに返信する。そのメールには「感謝を1つ以上書く」ようにレクチャーしています。

自分がメールを送れば、お客様はメールを「読む時間」を使います。

お客様がメールを送ってくださったなら、お客様はメールを「書く時間」を使っています。

貴重な「お客様の時間」を頂戴しますので、まずは感謝を伝えましょう。


感謝の例文

「先日はお打ち合わせのお時間をくださいましてありがとうございます。」
「平素より○○をご利用くださいましてありがとうございます。」
「早速ご連絡くださいまして誠にありがとうございます。」
「このたびはお問い合わせくださいましてありがとうございます。」

感謝のフレーズが思いつかない場合は、軽めのお詫びからはじめます。
「見積の提出までお時間を頂戴し大変失礼しました。」
「ご迷惑かと存じますがメールにて連絡させていただきました。」


感謝永遠に

感謝を伝える際は現在形「ありがとうございます。」を私は使います。現在から未来にわたりお客様に感謝をつたえるためです。

感謝を伝える際は過去形「ありがとうございました。」を私は使いません。感謝がそこで途切れてしまうように思えるからです。

ビジネスメールマナーでは、心のあり方「マインドセット」も大切です。

「感謝永遠に」を意識して「ありがとうございます。」で感謝を伝えるルーチンを自心に植え付ける。これが自然にできるようになればステキですよね。

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