山田レシピ 「カール」のつくりかた
「カール」のつくりかた
スナック菓子の代表格といえば、ころんと丸まったかわいいフォルムでおなじみの「カール」。「カール」は、“カールおじさん”と呼ばれる中年の男性が、たったひとりで生産・出荷しています。カールおじさんに、カールの作り方を学びに行くところから、自家製カール作りははじまります。
[材料]
・カールの種
・土
・水
・味付け用のチーズ、カレー
[下準備]
長期休暇をとっておきます。
[つくりかた]
①カールおじさんは、口のまわりに真っ黒いヒゲをはやし、麦わら帽子をかぶっています。「おらが村」という村に行き、カールおじさんを見つけたら、「ここで働かせてください」とお願いしましょう。カールおじさんは無口なので、イエスともノーとも言いません。黙ってお手伝いをします。
②カールおじさんの技術を盗み、ひととおり習得したら、畑の一角を借りて土を耕し、カールの種を植えます。カールの種は、大豆くらいの大きさで、カールとまったく同じ形をしています。
③水やり、草むしりなどの世話を毎日続けると、芽が出て、花が咲き、小さなカールの実がなります。村にいる動物や子供たちに食べられてしまわないよう、警戒しましょう。
④実が3.5センチほどになったら、収穫です。カールをちぎって、背負ったカゴの中に放り込んでいきます。カールは軽いので、誰でも簡単にできる作業です。
⑤収穫したカールを、カールしているものと、カールしていないものに選り分けます。カールしているものだけが、カールです。
[しあげ]
お好みでチーズやカレーの粉をまぶして味付けをします。なにもつけない場合は「うすあじ」と呼ばれる、つかみどころのない味のままになります。
[メモ]
カールせず棒状になった実は、ほぼ「うまい棒」ですので、それはそれとしておやつにしてください。
おわり。
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