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やっと自分のためにおしゃれができるようになったよ

「おしゃれになりたい」「おしゃれでいたい」という欲が、ここ最近強くなっている。


というのもさ、「自分のためにするおしゃれ」がとてもいいものだということに、やっと気づけたのよね。自分のためのおしゃれはすごく楽しくて、止まらなくて、散財はするけど自由で、なんでもあり。自分が鏡を見て納得するファッションに身を包むことで、日々の生活が彩られるのが楽しい。だからおしゃれになりたいし、おしゃれでいたい。


そうした自分に気づいたのは、組織の一員として働くのをやめてフリーになってから。フリーランスになってしばらくしたら、ものすごくファッションに変化が生じていて、「あれ、今の状態が一番好きかも」って思った。

私は自分に自信がなく、人の評価を気にしているようなタイプだったので、組織に属していたときには自分をファッションで表現するよりも、"みんな"に受け入れられるような見た目になることを重視していた。

だけど今はひとりで仕事をしている(旦那さんは隣でお仕事しているが)ので、大勢の人から外見を見られることはなくなり(それすら自意識過剰なのだけども)、私のファッションは組織向けではなく、「自分の自分による自分のためのファッション」へと変化をとげていた。

たとえばヘアスタイル。過去の私は、髪の毛を伸ばしていても結局、「まわりのみんなが褒めてくれるからショートカットにしよう」ってな感じで、他人の評価軸によって決断していた。だけど今は、ちがう。「まわりがなんと言おうと、私は髪の毛を伸ばしたいので、伸ばす。ショートカットをまわりの人が褒めてくれても、それはイチ意見としてありがたくいただきつつ、私のしたいようにヘアスタイルは決める。」と思えてる。すごい変化だ。

服にも大きな変化があった。営業時代は「取引先の方は男性だから絶対にパンツスーツより、スカートのスーツのほうが印象はいいでしょ」という偏見によってスーツを選んでいたし、事務職時代は「ジーンズよりロングスカートのほうが、まわりからお尻が大きいとか足が太いとかバレずに過ごせるから、できるだけ長い丈のスカートで出勤しよ」などと考えていたり、周りの人にどう思われるかが私の評価軸だった。

嫌われたくなかった。好かれたいし、男女関係なくモテたかった。
自分自身を表現しすぎて相手から何かマイナスなイメージを抱かれてしまうより、いい印象だけ抱いてほしい、と願っていたのだと思う。
そんなふうに思っていたなんて、組織から離れてはじめて知ったのだけど。

まわりから嫌われている自分は、私が一番嫌いな自分だった。
まわりから好かれている自分が、自分の最高の状態だと錯覚していたんだよね。


そんな自分が、フリーランスになって、まわりの意見が一切聞こえてこないような環境を手に入れた。自分ひとりになって時間を過ごすうちに、自己との対話が増えて、自分の好きなことが見えてきた。自分のなりたい自分ってどんなものなのかわかり、自分が今まで見えないなにかに縛られつづけていたことに気づいてしまったのだけど、それは超、超、超プラスな大発見だった!!


今はゆるぎない自分を育成できている気がするので、組織に戻ったとしても、きっと自分のファッションを貫けると思う。(もちろん、TPOは守るが。)


これからは、自分のためのおしゃれをもっともっと楽しみたいし、自分の「これ好き!ほしい!」という感覚を大切にしていきたい。

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