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ロボットにも師匠にも尻尾がない

2022/1/24~2022/1/30の活動報告・日記です。

かきあげへの一歩

のっぺらぼうの小説を書き始めました。
先週手をつける予定だったんですが、別の小説にかまけていたら一週間経っていました。不思議ですね。

小説の書き出しはいつも悩みます。
なるべく印象的な文にしたい、その後の展開につながる描写や情報を入れたい……なんてあれこれ考えていると、いつまでもテキストエディタは真っ白です。
新雪みたいにまっさらで綺麗、と思うと悪くない気がしますね。気のせいです。

今回については、とりあえずその段階は抜け出せたのでほっとした気分。
とはいえまだ先は長いので、かき揚げ書き上げ食べてがんばります。

ロボットにも師匠にも尻尾がない

「ロボットには尻尾がない〈ギャロウェイ・ギャラガー〉シリーズ短篇集」を読みました。
酔っぱらった時だけ天才的発明をする科学者、ギャロウェイ・ギャラガーを主人公としたSF小説シリーズの短編集です。https://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/6038301

おかしな発明品をめぐる騒動をユーモラスに描いていて、とても面白い作品集でした。
酔った時に作ったものや引き受けた仕事を、酔いが覚めたギャラガーが忘れてしまって、自分の作り出した謎を自分で解く羽目になる……という構図の話が多くて、その転倒した味わいが楽しいです。

「尻尾がない」というと、「うちの師匠はしっぽがない」って漫画がありますね。

こちらは上方落語に惹かれた化け狸が落語家を目指す話です。略称は「しっぽな」。「う師ぽが」ではないみたいです。
今年テレビアニメになるらしいので、「しっぽな」と「尻尾な」を読み返しつつ放送日を待とうと思います。

サポートありがたいです。嬉しくて破顔します。