【表現辞典】霊石典/名作家の文章〈8〉北原白秋『夢殿』(全文無料)
霊石典
この記事は、私が編集している『霊石典』の派生記事です。名作家の作品の中から、『霊石典』収録の言葉が使われた印象的な文章を紹介します。言葉に興味を持つきっかけとして、あるいは、言葉をさらに深く理解する参考として、ぜひ本編の記事とあわせてお読みください。
北原白秋『夢殿』(青空文庫)
『夢殿』は、童謡の歌詞でも有名な北原白秋の歌集です。ここには、「山上百メートルを飛び」とありますが、驚くべきことに北原白秋は生前、飛行機にのってじぶんの故郷である九州上空を飛んでいるのです。
いきさつはこうです。
飛行機に乗る前、白秋は思い出の土地を巡るのですが、数十年ぶりの帰還に感涙を禁じえません。
その後、いよいよ飛行機にのって出発します。
故郷をはじめ九州各地を飛行したのち、大阪へ向かいます。
最初に紹介した文章も、飛行中に書かれたものです。
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この記事では、[じんじん(ジンジン)]が使われた文章を紹介しました。
ぜひ、本編の記事もお読みください。
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