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証拠として押収しろ ひとつ残らず だ

 余すところなく使い切るイメージで「ひとつ残らず」と言います。
 ひとつ残らずにはネガティブなイメージがある気がします。
 「余すところなく」と言えば少し柔らかい印象になるでしょうか。
 完全に、もれなくといった意味合いだけでなく、それまでに紆余曲折あって苦労した感じもします。
 また徹底してやり遂げたときに使います。
 ひとつ残らず賞を総なめにしたとか。
 食べ物もひとつ残らずをつけると、強い意志を持ってすべてを平らげた感じです。
 「残らず」に「ひとつ」をつけて強調していますから、強い表現です。
「証拠として押収しろ。ひとつ残らずだ」
「通行人の顔をひとつ残らず確認しました」
 という具合に小説で使います。
 焦りや興奮を感じさせる言葉です。


「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。