フォローしませんか?
シェア
小説家とは、小説を書くことを職業とする人、または職業としていなくても専門家として認められている者である。 小説を書くことを職業とするためには、売れなくてはならない。 読み手が認めてお金を払うことで成り立つ。 この定義はハードルが高い。 職業とするには、生計が立てられる程度まで稼げなくてはいけないだろう。 ある程度認知されて、一定数のファンがいなくては成り立たない。 後者はどうか。 職業としていなくても専門家として認められていればよい。 つまり、大学の文学部を
クリエイターになるためには、まず作ってみることです。 作品を作る側になると、見方が変わります。 場面や登場人物を自分だったらどうするか考えるようになるのです。 そして、ストーリーの要素が記憶に残っていきます。 見て、聞いて、読んだ情報に自分自身のアウトプットが影響を受けていきます。 流行りの作品が、なぜ好まれるのかを分析し、試行錯誤が始まります。 思った通りに作りだすのは難しい、と気づきます。 難しいから、やってみたくなります。 創造的に発想する限り、いくら
表現における認識のバランス感覚は、天秤のような物理的な重心とは異なります。 主役やアイキャッチと呼ぶ部分と、2番目、3番目に認識する部分に分け、意識が隅々まで行き届いた表現をバランスがとれていると言います。 映画であれば、主役が立たないと散漫になります。 華道なら真・副・控です。 もちろん小説でも主役・脇役を明確にします。 主役に注目するとき、その他がぼやけます。 登場人物に強弱があって、どこかに注視しながら後ろについた眼で他の対象を見るように構成すると優れた表
芥川龍之介と言えば、短編の名手であり、文豪の代名詞でもあります。 芸術至上主義を地でいく、至高の文章力で一気に読ませる名作をたくさん残しました。 その師匠である夏目漱石もまた、後の東大である帝国大学を卒業しそこで教鞭をとる最高レベルのインテリです。 明治の文豪と言えば、真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。 芥川龍之介は、後の奥さんにラブレターを書いています。 さて、どんな技巧を凝らし意中の人を射貫くのかと思いきや。 「好きです」とストレートに書いているのです。
文学賞を狙はなくてはと思い長編も書いています。 文学賞と聞くと、構えてしまいがちですが気楽に書いて挑戦したいものです。 選評や審査員のアドバイスを調べ、作品の傾向を調べると「私なんかが応募していいのか」と思いがちです。 ですから、調べるのも善し悪しです。 公募は「生き物」です。 何が選ばれるかわかりませんし、受賞者になれば自分が基準になるのです。 それくらいの気持で書こうと思っています。 まずは文字数を埋めてみてください。 無理やりでいいのです。 書かないで悩んでいるよりマ
小説を投稿サイトにアップしても、なかなか読まれませんよね。 かなりの数上げてきて、読まれた小説には以下の特徴がありました。 1 とっても長い 2 読むと元気になる この2点です。 意外にも一つの記事に長い小説をぶちこんだらたくさん読まれたのです。 「小さく区切ってあげろ」 とどこのサイトにも書いてありますが、 「めんどくさいし、いいや」 と全部コピペしてアップしたところ、人気が出たのです。 ただし、年月がかかります。 「読むと元気になる」 とは、元気がない人を元気にする
はじめは何もないように思えても、霧が徐々に晴れていくように実態を表していきます。 創作をしているとき、結末を考えずに書き始めるので手探りで進みます。 どんなストーリーになるか、大筋は考えて800字程度に書き出したら、あとは書きながら肉付けをするのです。 先の展開が楽しみなのは小説家自身も一緒です。 人物の性格を決め、ライフスタイルを明確にしておけば勝手に動き出して思わぬセリフを言ったりもします。 創造的になるとは、場当たり的に考え続けることです。 人間には、予測
望みなしと思うことは、切り捨てていきます。 見込みがないのに、こだわっていたら肝心なことができません。 ごく自然な考えだと言えます。 もし常識を超えた何かを求めるとしたらどうでしょうか。 まずは自分の認識の限界を疑うべきです。 本当に望みがなかったのか、もう一度検討してみると思わぬ発見があるかもしれません。 ミステリィで、解決したとされる事件を名探偵が洗い直すように。 望みがないとフタをした部分にこそ画期的な発見が待っているのかもしれません。 ときには熟考し
考え抜いて苦しんで書いた小説が好まれるわけではありません。 苦労話は作品の出来栄えと違う価値を持ちます。 苦しんで作り出すことによって自分が成長できるので、必要なことです。 でも創作は気軽にできたら最高だと思います。 「50歳過ぎないと書けない小説」というような言い回しを私はあまり信用しません。 閃きで書き始め、勢いで書ききったほうが良い場合もあると思います。 緻密に下準備をして構想何年という作品を目指すより、肩の力を抜いてたくさん書いていkたいと思います。
目標を高く掲げていると、今の自分との差が大きくて精神的に疲弊します。 だから、時々見直しをすることも大切です。 もう少し目標を達成できる程度であれば適切な目標設定だと言えます。 例えば毎日エッセイを書く、という目標はある程度の困難さがあって、継続する意思が続けば達成できます。 内容を具体的に決めてもいいでしょう。 私の場合はランダムに単語を探して書くことが多いです。 ときどきびっくりするような発見もあります。 わからない単語は検索すればいいのですから、モチベー
物事の本質を理解し、時代の流れを捉えている人は大きく見えるものです。 個人の力は小さくて、世界中を変えることなど到底できませんが、変化し続け 世の中に呼応していれば、まるで自分が大事を成したかのように感じます。 出版不況の中で、感染症によってコミュニケーションのありかたが変わり、インターネットを介したつながりが重要になりました。 このような時事ネタを出版社が求めるようになり、物語を考えるだけでなく時代に合わせた工夫が求められています。 もし出版不況でなければ売れた
他人の人生を追体験すると、自分の生き方が浮き彫りになります。 良いことも、悪いこともすべてが自分とは違い、部分的に共感します。 必死に頑張る人の傍には、ブレーキをかける人がいたり、時間の流れが急流とよどみのバランスをとっています。 人間は、ランダムに配置しても役割分担して秩序を作りだします。 全員が同じ方向を向くことはありえないはずですが、無理をして合わせて見たり、ぶつかってみたりして生活に変化が起こる。 あなたの傍にも興味深い生活がたくさんあって、眺めるだけで楽しめるのです
たいてい小説の構想を練っています。 癖のようになっています。 ストーリーを何本考えられるかが、人生において最も重要な気がしています。 考えることに疲れることはありません。 仕事に疲れて、思考停止したくなることはありますが。 小説を書き始めてから、ストレスが格段に減りました。 自宅でパソコンの前に座るときには、執筆するか本を読んでいます。 本業の仕事は、あまりクリエイティブではないので小説一本に絞って生活する日を夢見て、書きつづけています。 頑張るというより、
今年の漢字二文字を年末に決めるとき「執筆」になりそうな気がします。 もちろんまた時間がありますから、変わるかもしれません。 好きな言葉は「執筆」です。 淡々と執筆する毎日を過ごしているので、何もかもが執筆に収斂されています。 本業が小説家になった暁に投稿者時代を語るとき、 「すごく大変だった」 と語るのでしょうけど。 今のところ淡々と書いています。 毎日4時に起きていますが、社会人になる前からずっと起きているので何も感じません。 朝書くのでいつも時間的に追い