【図解265~267】「言葉」の3層構造

画像1 【ドーナツ型】「言葉」は本質である「内容」、内容を分かりやすく(または印象深く)伝えるための「伝え方」、そして発言者としての「肩書・背景」の三層構造からなる。もちろん本質は「内容」だが、「伝え方」への配慮だと受け手に正しい内容が伝わらない。また発言者の「肩書・背景」は内容の信頼性を補足する作用がある。 もちろん「内容」自体に信頼性を確保する情報(統計データなど)があるのが理想だが、実際には話している人の肩書の信頼性含め「その言葉の信頼性」が評価されるケースも多い
画像2 【ドーナツ型】自分が伝える立場の場合、「内容」と「伝え方」についてはその時点での工夫が可能。「肩書・背景」の信頼性を高めるには通常長期的な取り組みが必要になる(ただし既に持っている経験をより効果的な肩書にするなどの工夫は可能)。
画像3 【ドーナツ型】自分が受け手の立場の場合、理想的にはまず発言者を切り離して「内容(+伝え方)」のみで評価し、その後発言者の肩書や背景で信頼性を補足するのが理想(ただし日常生活すべてで行うのは大変なので、重要な場面に限るのもあり)。ちなみにこの一連の図解は「何を言う vs 誰が言う」論争の私なりの答えでもあります(要は両方大事笑)。 なお、この3つの図解は未完(みかん)さんの「言葉は平等か?」(https://note.mu/hi3tika/n/ne39c9b5b570c )にヒントを得て作成しました。
画像4 下書き。元々このテーマは普段から考えていたのもあり、上記の未完(ミカン)さんのnoteを読んだのをきっかけにこの構図が浮かびました。この図解の発見は「3層構造になっている」と「内容と伝え方はその時点で工夫できるが、肩書と背景はすぐはできない」ということなので、それを表現できる図解にしました。前者は包含関係を示すドーナツ型の構造で表現し、後者はこのメッセージだけを切り離して1つの図解にしました(実は下書き段階では1枚目と2枚目の図解は1つの図解でした)。
画像5 下書きその2。1つ目の下書きから派生した図解として「自分が受け手の場合」も普段から考えていたことを含めて図解にしてみました。 なお、これらの図解のアナロジー(構造が似ているもの)として以前書いた【図解101】文は質の如し、質は文の如し(かざりはきじのごとし、きじはかざりのごとし)(https://note.mu/yamadakamei/n/nbecc193b95e8 )があげられます

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