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【図解1970】伝える時は「相手の理念と重ねながら」伝える

【ベン図型】商品やサービスの提案で相手に何かを伝えたい時、つい「手段」レベルにばかり目が向いてしまいがち。

しかし手段というのはあくまでも目標、目的、そしてその上にある理念あってのもの。受け手の理念を理解し、それを方向性とすることで、より質の高い提案ができるはず。


「伝え方」について考えたことの図解です。

最近、資料作成のコミュニティに参加して「相手に伝える資料作成」についても学び直しています(私の普段の図解は「自分のための図解」なので)。

そこで最近改めて感じるのが、「相手に合わせる」ことの重要性。

今までも、「これが相手の悩みにとってどう役立つか」は意識しており、ある程度の効果は上がっていました。

ただ、より抽象度の高い相手の理念などについても理解し、それに沿った形で伝えると、より質の高い提案になるように思いました。

相手の企業理念が形骸化している」などもあるあるではありますが、ここではそれは置いておきます

まだまだ仮説段階ではありますが、これからケーススタディや様々なコミュニケーションの場などで検証していきたいと思います。


この図解の応用例(立体的に見る)

描いた図解を立体的に眺めてみます。

上から見る

「伝え手」と「受け手」というラベルと、それぞれの理念、そして理念の重なりから自分に向けて矢印が出ています。お互いの理念の重なりを意識することが重要であることを思い出させてくれます

伝え手の理念については必ずしも相手に伝えなくても良いかもしれませんが、2つの重なりを意識すること自体は資料に深みをもたらしてくれるはずです

下から見る

下から見ると、手段としての「売る(伝え手)」と「買う(受け手)」が目の前にありますが、同時にその重なりから矢印が出ているのも目に入ります。「売る・買う」で終わりではないことを思い出させてくれるでしょう。

左右から見る

左右から見ると、上から「理念ー目的ー目標ー手段」と立体的に重なっている塊として見えます。また、左から見れば伝え手、右から見れば受け手の塊がそれぞれ前面に見え、この立体構造は伝え手・受け手双方に存在することを思い出させてくれます。

裏から見る

裏から見ると、文字は読めませんが下から上に貫く矢印が目につきます。「一貫性」が重要であることがわかります。



●関連リンク

この図解のヒントになった本


図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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