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【みんこず3・図解1784~1788】三人寄れば文殊の知恵(6/18図解追加)

みんなでことわざを図解する「みんなでことわざ図解」(略称:みんこず)の第3回です。今回のお題は「三人寄れば文殊の知恵」です。

「みんなでことわざ図解」って何?

「みんなでことわざ図解」とは「お題のことわざを各参加者(私を含む)に自分なりの解釈で図解してもらい、それを紹介する」ものです。

以前から「インターネット上に、気軽に図解を練習できる場所があるといいな」と思っていたので、自分でやってみることにしました(この企画は2021年に行っていた「図解問題集」をリニューアルしたものです)。

先人の知恵の結晶であることわざの理解を深めつつ、実際に手を動して図解を描く経験を積める一石二鳥の企画となっていますので、ぜひ参加してみてくださいね!

ちなみに企画自体の目的は「図解に親しみ、楽しんでいただける人を増やす」です


【今回のお題】三人寄れば文殊の知恵

今回のお題は「三人寄れば文殊の知恵」です。

三人寄れば文殊の知恵
たとえ凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵がでるというたとえ。「文殊」は、知恵をつかさどる菩薩の名前。

出典:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン「三人寄れば文殊の知恵とは


参加方法と注意点

ご参加いただける方は「#みんなでことわざ図解」のハッシュタグをつけて図解を投稿してください。本記事の「みんなの図解」でご紹介させていただきます。

なお、図解を投稿する際は下の1+2の表示をお願いします。

  1. 図解内に出典として上記サイトを表示(お題画像の下部参照)

  2. 投稿するページに出典としてことわざページへのリンクを表示

出典の記入例
出典:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン「三人寄れば文殊の知恵とは」(https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3199.php)

上の文章を図解の下部(1.)と投稿ページ内(2.)に貼り付けてください(図解内での文字サイズは8~12pt程度の小さい文字でOKです)

今回の投稿期限の目安は6/18(土)18時です(それ以降でも投稿いただいた図解は適宜ご紹介させていただきます)。

図解に慣れるコツは、なんといっても「自分の頭で考えて手を動かす」ことです。図解に”正解”はありません。ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね!


ヒント

三人寄れば文殊の知恵
たとえ凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵がでるというたとえ。「文殊」は、知恵をつかさどる菩薩の名前。

「三人寄れば→三人の知恵が集まれば→三人の知恵が重なれば(かさなれば)」と言い換えてみましょう。

「要素の重なり」を表現する図解と言えば……円が重なった「○○型」ですね!

上のリンクは直接「○○型」の紹介にジャンプします。なおヒントはあくまでも図解の一例なので、他の表現にもぜひ挑戦してみてください


みんなの図解(6/18追加)

投稿いただいた図解です。ご参加ありがとうございます!(参加者のnoteリンクは最後に再掲しています)

あんぱんだ | 視える化推進エンジニアさん(2枚)

1枚目は素直にベン図で表現したもの(豆電球のアイコンがおしゃれですね!)、2枚目は「三人=三次元」の表現とのことです。

2枚目の三次元表現に関しては

一人1本の線(視点)を持っているイメージで、三人だと立体的な視点を得られるかなと考えました。

とのことで、私は平面で考えがちなのでとても興味深かったです。

また、三人=三次元」から「人間が直感で理解できる領域を超えてしまう(四次元ヨクワカラナイ)ことに似ています。」と深掘りされているのがさすがだと感じました!


山田太郎1(ベン図型)

最初に作った、重なりを表現するベン図の図解。

「三人寄れば→三人の知恵が集まれば→三人の知恵が重なれば(かさなれば)」と言い換え、それをそのままベン図にあてはめました。

素直な表現で表現もシンプルなため、話しながらささっとペンで書くなど、汎用性が高い図解と言えるでしょう。


山田太郎2(特殊型:階段)

2番目に作った、ストーリー仕立ての図解。

「三人」をキーワードに「一人だとわからない、二人だと出かかっているんだけどもう一声、三人そろってやっと『わかった!』」という「知恵を集める大切さ」を階段で表現しました。


山田太郎3(サテライト型)

「三人が寄る」をキーワードに、「独立した重要なもの」を表現するサテライト型で、課題を複数人(=複数の視点)で見る大切さを強調した図解。

あんぱんださんの三次元表現に刺激を受け、上記2枚以外の表現ができないか検討したものです。

ただ、この図解だと「文殊の知恵=いいアイデアが出る」という部分は表現しきれませんでした(真ん中を「いいアイデア」にするとニュアンスが変わってしまう)。


山田太郎4(特殊型:パズル)

「三人で知恵を合わせる」をキーワードに、三人を「『いいアイデア』というパズル」のピースに見立て、三人揃って完成する、と表現した図解。

1つ前のサテライト型の「『いいアイデア』を表現できない」という弱点を起点にパズルで表現したものです。

「三人で知恵を合わせる」という意味でベン図型と似ていますが、こちらは「知恵を合わせれば『パズルのような難題』も乗り越えられる」というニュアンスも暗に含んでいます。

ちなみにこの図解だと「別の人が入るとこのアイデアは完成しない(別の形のピースなので)」と解釈できますが、それは視点を変えれば「別のいいアイデアが生まれる可能性がある」とも言えますね。

ちなみにパズル部分はパワーポイントのスマートアートの「循環」の「円グラフ」を図形に変換→円と四角形を接合/単純型抜きして作成しています(基本図形の「部分円」は角度調整が手作業になり微妙にずれるため)


あとがき

みんなでことわざ図解も第3回となりました。リニューアル前の図解問題集から数えると計6回で、試行錯誤しながら少しずついい企画にできているように思います。

一参加者としては、今回も他の方の図解に刺激をもらいつつ、ことわざを様々な角度で図解にすることでことわざの理解が深まり、また図解の成長にもつながったように思います。

主催者としては、やはりより多くの方に気軽にご参加いただく、という部分ですね。

前回の教訓から「身近で、かつ図解しやすいお題を選ぶ」「図解のヒントの掲載」を行ってみましたが、もう一歩というところです。

「”みんなで”ことわざ図解」という企画ですし、今回のお題「三人寄れば文殊の知恵」ではないですが、3人以上の図解があるとことわざの理解もより立体的になり、学びも深まると思っています。

ただ、正直自分の中での工夫は一旦出尽くした感があるので、少し視点を変えて簡単なアンケートを作ってみました。

みんなでことわざ図解をより楽しく、学びの多い企画にするため、ご協力いただければ大変うれしいです。よろしくお願いします。

次回は7月の中旬~下旬の開催を予定しています。

今回ご覧いただいて興味を持たれた方、ぜひ次回への参加を検討してみてくださいね。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!


関連リンク

ご参加いただいた方


山田太郎

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例
主催者について→詳細プロフィール

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