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【図解823,824】成長のカギは「焦らず続ける」こと

20200426成長のカギは焦らず続けること

【グラフ型】仕事を学んでいく時、一通りのレベルになってからさらに学ぶと、することが増えるので一時的にスピードが遅くなる。

そこで焦らず質の高いやり方を続ければ、次第に慣れてスピードも上がる。

遅くなっても焦らず続けるのが成長のカギ。



20200426途中で元に戻ってしまうともったいない

【グラフ型】もし焦って途中で元のやり方に戻してしまうと、スピードは元に戻っても仕事の質もほとんど上がらない。

慣れるのを信じて、焦らず続けよう。

今回の一工夫:新しい表現として「散布図(直線)」のグラフ形式を使ってみた(通常のグラフだと左に戻る部分が表現できないが、散布図なら表現可能)。グラフの雰囲気に合わせ、アイコンはあえて使わずシンプルに仕上げた。

※図解パターンの説明はこちら


最近「勉強したら今までより仕事が遅くなった」ということがあったので、その原因を考えている時に思いついた図解です。

これは特に、ある程度の経験を積んで一通りマニュアル通りにこなせるようになった人が、仕事に「厚み」を出す時に起こりやすいように思います。

実際には初心者の時も「質かスピードか」という話は出てくるのですが、中級者の場合「以前はできていたこと(スピード)ができなくなる」という点に特徴があり特に注意が必要だと感じたため、そこに焦点を当てた図解にしました。

「初めからできないこと」よりも「以前はできたことができなくなること」の方が何倍も悔しいものです



私自身、今まさに図解の「オレンジの左に戻る矢印」の状態にあり、「以前はもっと早くできていたのに……」と悔しい思いをしています。

新しく付け加えたことのボリュームも大きいので慣れるまでかなり時間がかかりそうですが、今後の業務の核になる部分でもあるので、今回の図解を胸に焦らず続けていこうと思っています。


一度慣れた仕事のスピードが遅くなると悔しい気分になるのはもちろん、周りの目も気になるもの。それでも、将来のために焦らず続けることこそが、一段階高いレベルでの質と早さを両立することにつながるのだと思います。

あなたもレベルアップするために勉強する時、ぜひこの図解を思い出してより良い形を焦らず続けてくださいね。


この図解のアナロジー(類推。ここでは本質的な構造が似ている≒同じ図解で表現できるもの)は、「成長のために一時的に『後退』する」と一般化することで、

・仕事の昇進(新しい立場の仕事のやり方に慣れるまでは、一時的に仕事が"遅く"なる)
・ゲームの転職(昔やっていたウィザードリィというゲームでは、上級職に転職すると一度レベルが1になっていました)
・蝶などのサナギ(幼虫から蝶になるために、一時的に完全に動きを止め、サナギの中で身体全体を再構成するそうです)

などが考えられます。



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下書き(オレンジの線は視線設計)。「質は上がるがスピードが遅くなる時期がある」のが今回のポイントです。

通常のグラフでは左→右の一方通行ですが、散布図を使って「左上に移動する」という視線の流れに一部逆らう形にすることで「質もスピードもともに成長一辺倒なわけではなく、スピードは下がる時期がある」ということを表現しました。


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