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【図解881,882】自分の話は閉じ、個の話は拡がる(仲 高宏さんnote図解)

20200803自分の話は閉じ、個の話は拡がる

【マトリックス型】自分(だけ)の話は目線が「過去~現在」にしか向かず話題が閉じているため、聞き手にとって面白みに欠けることが多い。

これに対し、同じ自分の話をするのでも「1つのテストケース」として話すと、自然と未来にも目が向き、最終的に普遍的なテーマに行きつく可能性も出てくる。

自分の話にも価値はあるが、「語る」なら個の話として語ろう。

※図解パターンの説明はこちら


先日読んだ仲 高宏さんのこちらのnoteの

『個の話を普遍的なテーマへ開くにはどうしたらいいのか?』という話。(中略)

結論的には、それは『自分の話をするか』と『個の話をするか』の違いです。この二つは似た感じの意味のように感じられるかもしれないけれども、辿り着く結果には大きな差が出てくる。

これは本当だ。

残念な話だが、自分の話だけをしていても、その先には決して普遍的なテーマには開かれる未来はない。結果として誰も聞いてくれない世界におちいる。

でも、ミクロ的な個の話はいずれ普遍的なテーマに展開される可能性を含んでいる。結果として語るあなたは誰かが耳を傾けてくれる世界に足を踏み入れることになるでしょう。

という部分の図解です。

「”自分の話”で閉じるか、”個の話”として普遍的なテーマにつながるか」というのは図解にも通じる部分があると思い、図解にしました。


また、これは私の解釈ですが、下の図解のように「自分の話」は経験の中から見ていて、「個の話」は一旦経験の外に出てそこから経験を眺めているイメージが近いように思います。

20200803個の話では自分が出来事の中と外を行き来する


また、「普遍的なテーマにつなげる」という切り口で考えると、図解の場合、目の前の考えやデータを図解にすること自体ももちろん価値があります。

更に一歩踏み込んで図という「構造」を通して他のものとの隠れたつながりを見つけたり、共通項からさらに一般的な内容を導き出せるようになると、様々な応用が効くようになりますし、図解自体もより楽しくなります。

これはまさに、「目の前の”個の話”(の図解)を普遍的なテーマにつなげる」と通じるように思いました(図解のつながりを考えるうちに未来に自然と目が向くのも同じです)。


もちろん感情のままに話す「自分の話」にもストレス解消や自己開示など様々な意味があるでしょうから目的次第ですが、他の人に聞いてもらうのを念頭に「語る」のならば、「個の話」として語るのは話の価値を高めるいい方法だと感じました。


私自身としては、最近は図解の作成頻度自体が下がっているためリズムを取り戻すのを優先し、アナロジー(似ている点をもとにして他の事を推測すること)もお休みしています。

ただ、今回の内容を通して、アナロジーについても下のような簡単な形でもいいので言及していこうと思います。

今回の図解のアナロジー(似ている点をもとにして他の事を推測すること)としては、「経験の教訓化」が考えられます



私なりに解釈してnoteを作成しましたが、今回の「自分の話と個の話」というテーマは少し難しいところもあるため、仲さんの元のnote全体を読んでいただくとよりわかりやすいと思います。ぜひ元のnoteもごらんくださいね!

仲さん、すてきなテーマと図解のきっかけをありがとうございました!


図解のアナロジーに興味がある方はこちらのマガジンもどうぞ。


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下書き。1枚目は時間の流れとともに「話題が閉じているか拡がるか」がポイントのため、矢印と色でその違いを表現しています。

矢印はもっと太くすることもできましたが、矢印が主張しすぎずに全体として「拡がっている」イメージを重視し、あえてこの太さにしました。

2枚目は下書き段階では「個の話」な自分は外に出ていましたが、それだと客観性が強くなりすぎると判断して清書段階で「行き来する」に変更しました。


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