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【図解806,807】価値は「受け取る力」によって決まる

20200327価値は受け取る力によって決まる

【ベン図型】受け手が受け取れる価値は、受け取る力によって決まる。

モノやサービスそのものの価値が高くても、自分に合わなかったり使いこなせないものなら価値は半減してしまうし、逆に受け手の工夫で価値を高めることもできる。

いいモノやサービスにこだわるだけでなく、自分の受け取る力にも目を向けよう。

この図解の一工夫:「そのものの価値」のダイヤは既存のアイコンがなかったため、「うけとり価値」のダイヤ画像を加工して作成し、統一感を出した

※図解パターンの説明はこちら


古典や名著と呼ばれる生き方の本をそれなりに読んでいるのに、読書量ほどは自分の身になっていないと感じて書いた図解です。

元の価値と受け取り方の関係性としては、「宝の持ち腐れ」ということわざもある通り、私のように「受け取る力が足りず価値を活かしきれない」という場合が多いように思います。

受け取る力が足りない理由は知識や理解の不足のほか、「経験していないので興味がない」ということもありうるでしょう(2020/3/31追記)


ただ、たとえば海苔切りハサミを個人情報保護のシュレッダーハサミとして売り出したら大ヒットした事例もあるように、目のつけどころによっては元々意図していた価値以上のものになることもあります。


20200327「意図に置いつく」と「意図を超える」の違い

意図通りの価値を引き出すには、やはり内容をよく理解すること(図解も役に立つでしょう)と、日々思い出して実践することが重要でしょう。

そして意図以上の価値を引き出すには、シュレッダーはさみの事例のように「観察し、意図していないけど実際は使われている方法を見つける」ことや、抽象化やアナロジー(類推)の考え方を使って視野を広げるのが効果的なように思います。


私自身は、最初に書いた通りもう少し「生き方」部分を高めたいと思っています。

習慣化には色々な方法がありますが、私の場合

・ガッチリやると肩に力が入りすぎて息切れする
・生き方の本を読む頻度が実践の意識付けどの関連が深い
・転職に伴い自転車通勤になり、主な読書時間だった電車通勤の時間がなくなった

ことから「夜9時以降のスマホを控え、その時間を生き方の本を読む時間にあてる」という比較的マイルドな方法を取ろうと思っています。


みなさんも自分の「受け取る力」、ぜひ意識してみてくださいね!



この図解のアナロジー(類推。ここでは本質的な構造が似ている≒同じ図解で表現できるもの)は、「価値は受け手次第」と一般化することで、

・プレゼンテーションやコミュニケーション全般(価値をいかに力説しても相手が受け取れなければ意味がない)

などが考えられます。


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下書き(オレンジの線は視線設計)。シンプルなベン図型の構図です。2つの重なりを使うことで、「そのものの価値だけでは決まらない(受け手の力との重なりが重要)」ということを表現しています。

2枚目は説明文を書いている時に思いついたものなので下書きはありません


●関連note(抽象化やアナロジーによる視野拡大の参考など)


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