春風の京都・稲荷山登頂リベンジ旅「四つ辻の展望台と熊鷹社」
大河ドラマ"光る君へ"第23回「雪の舞うころ」観ました。
まひろと周明が散歩をしている砂浜のシーン。あのロケ地って鳴き砂で有名な琴引浜なんですね。所在地は京都府京丹後市なので正確には越前国ではなく丹後国の景色になります。私は京都贔屓なので個人的には嬉しいですけど、なぜ本当の気比の松原で撮影しなかったのでしょう。絵の問題とか大人の事情とかいろいろあるのかもしれませんが、観光誘致をした福井県民がどう思っているのか気になるところです。
越前編のもう一つの舞台である松原客館は、ドラマでは宋人たちの仮住まいになっています。氣比神宮の傍に建てられたという説がありますがハッキリしたことはわかっていません。気比といえば高校野球の名門、敦賀気比高等学校が有名です。私は甲子園大会で初めて福井県に氣比という地域があることを知りました。北陸道総鎮守であり越前国一之宮の氣比神宮にぜひお参りしたいですね。出来れば松井山手駅から北陸新幹線に乗ってみたいですけれど、リニアを筆頭に日本の鉄道建設はどこも進んでいません。一方、高速道路建設は順調で新名神高速道路は完成の延期を発表したものの着実に前へ歩んでいます。完成すれば福井県がググッと近づきます。北陸旅は高速バスで行くのが現実的なのかな。
それでは旅の続きに参りたいと思います。
四つ辻展望台
地理に詳しい芸能人といえばタモリさん、マツコ・デラックスさんが有名です。旅行系ユーチューバーの方々もそうですが、高層ビルやタワーの展望スペースで詳しい解説をなされていますよね。
私が認識出来たのは高速道路と龍谷大学深草キャンパスくらいでした。もっと地理に詳しくなりたいです。精進精進。
前回は石清水八幡宮の男山を登り、今回伏見稲荷大社が鎮座する稲荷山の展望台の上に来ました。本当の景色ってテレビ映像とは全然違うものなんですね。
小さい頃、大人たちに連れられるだけだった山登り。半強制だったので最近まで山にいいイメージを持っていませんでした。京都検定で京都の山々を勉強することになり、二級のテーマ問題「京都一周トレイル®」で山の魅力を知り、今回自発的に神の山に登ったことで私の世界は一変しました。
私の最終目標は愛宕山参りです。目標を達成するためには色々やらなければならないことがあります。うーんでも夏の山は今もムリかな。だって虫とか獣とか怖いし。
三ツ辻
あっという間に三ツ辻へ戻ってまいりました。
時刻は午前11時30分。足も体力もまだ元気。復路は往路と同じで全然良かったのですが、立ち寄りたい場所があったので南ルートの下山を選択することにしました。
熊鷹社
熊鷹社に到着。
お昼前ということで売店が開いていてお社に蝋燭が灯っていました。
手水鉢になります。
山中のお社なのに水がしっかり流れていることに少し驚きました。水の管理ってとても大変でほっといていいものではありません。本殿から遠く離れているのに管理が行き届いている伏見稲荷大社ってやっぱスゴいです。偉大です。
熊鷹社は池に突き出た石積みの上に建立されました。
熊鷹大神が祀られています。中央に見えるのは谺ケ池とも呼ばれている新池になります。池に向かって手を打ち、こだまが帰ってきた方角に行方知れずになった人の手がかりがあるという言い伝えがあります。
こちらの景色は週刊少年ジャンプで連載中の漫画『呪術廻戦』0巻の一場面に登場しました。いわゆる聖地になります。
昨夜アメトーークで漫画大好き芸人が放送されましたが、出演者が好きな漫画一覧に呪術廻戦の名が多く見られました。マニアと呼ばれる人たちにも人気なのですね。
私はお塚の雰囲気がとても好きです。
月並みな表現になりますが非日常的な神秘性を感じるんですよね。
以上です。ご精読ありがとうございました。
次回はテレ朝が奉納した大鳥居をくぐり千本鳥居を離れ、ちょっと行ってみたかった場所を歩いていきます。
今回の参拝ルート
追記
note公式マガジンに記事が掲載されました。ありがとうございます。
『テレビドラマ感想文』二週連続スキの一位を獲得しました。皆様ありがとうございます。感謝!!
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