大人になって失ったもの
大人になって失ってしまったものは多い。
その失ったものが夢を叶えるために大事なことだったりするのだろう。
学校の休み時間、放課後の公園で遊ぶ時間、夕食後の時間、そんな時間が脳をフル活動させていた。
鬼ごっこ、かくれんぼ、カードゲーム、対戦ゲーム、スポーツ。
どれだけ走っても疲れなかったし、嫌じゃなかった。どれだけ思考しても、嫌じゃなかった。ただただ純粋に、楽しむことを最優先に出来ていたあの頃の自分の行動はどこかに忘れてきてしまった。
大人になって、やりたくないことばかりをやらされている。
夢を叶えるために、自分のやりたくないことをして、夢を叶えるというのはなんともおかしな話だ。例えるなら、ラーメンをスプーンで食べるような違和感。麺をどうやって口に運ぶのかという話だ。
やりたいことをやる過程には、確かにやりたくないことがあるはずだ。でも、そのやりたくないことはやりたいことの前では空気になる。おこなって当たり前、努力して当たり前、そのためなら、少しも嫌じゃない。
そうなれることが本当にやりたいことだ。
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