雨降る季節 ~日常の近くに非日常は潜んでいる~
雨の季節になりました。
昨日一昨日と集中的に激しい雨と風が突発的に襲ってきてましたね。と思うと、もう夏の到来かな?なんて思うくらいの晴れ間が来て、その落差がすごいですよね。
そんな今日は快晴の夏模様。
こんな日は、反対に熱中症や日焼けにお気をつけて。こまめな水分補給を。
さて、話が少しそれましたが、本題に。明日からまた雨の予報が続きます。
気象庁の統計によると、「非常に激しい雨」と表現される、1時間あたり降水量50mmを超える雨の発生回数は増加しています。そのうち、「猛烈な雨」と呼ばれる1時間あたり80mmを超える雨も急激に増えています。
10年前の2010年7月5日、板橋区で1時間あたり114mmを記録した雨は、北区の溝田橋付近での洪水を引き起こし、船堀地区で約460世帯の浸水被害が発生しました。
↑北区の水害年表(2010年以外も水害との戦いは過去から続いているのがわかります)
治水行政こそ、国・東京都・北区の連携が必要とされる分野です。
2010年の洪水は、石神井川流域全体で短時間に大量の雨が降ったことが原因でした。
この浸水被害を受け、北区と東京都をまじえて緊急対策の協議がおこなわれ、直ちに大型土のう等によるかさあげが実行されています。
その後も東京都では総合的な治水対策として調整池や下水道の整備を進めていますが、その整備計画に各地の特性を反映するためにも、地域を知る都議会議員はの存在は、欠かすことのできないまさに安心安全の要です。
今週の北区でも、ときおり強い雨が降っています。
本格的な水害シーズンの前に、ぜひお住まいの地域の災害リスクを確認し、災害時の行動を決めておくと、いざというときにスムーズです。
「東京都北区洪水ハザードマップ」
は北区のホームページで見ることができるほか、
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bosai-bohan/bosai/suigai/map/hazardmap.html
・道路公園課公園河川係(北区役所第一庁舎3階16番)
・区政資料室(北区役所第一庁舎1階)
・各区民事務所カウンター
・荒川知水資料館
でも配布しています。
荒川はん濫のケース、隅田川・新河岸川・石神井川・神田川がはん濫したケースに分かれていますので、ぜひそれぞれご確認ください。
また、北区は武蔵野台地の北縁部に位置しているため、中央部には南北に長く続く崖線があり、急な傾斜の場所でのがけ崩れにも注意です。
東京都では、土砂災害警戒区域等マップを公表しています。
http://www2.sabomap.jp/tokyo/
また、国土交通省が解説するハザードマップのポータルサイトもご活用ください。
https://disaportal.gsi.go.jp/index.html
平穏な日常では忘れがちになりやすいですが、自然災害が多い国に住む者として、緊急時に備えた対策も日々進めていかなければならないと思っています。
非常時でも、少しでも安心を持って生活出来る街を目指して。