山田 愛

美術家・愛石家 / 11/13〜12/18 信濃大町あさひAir 滞在制作 / 鑑賞石…

山田 愛

美術家・愛石家 / 11/13〜12/18 信濃大町あさひAir 滞在制作 / 鑑賞石専門誌「月刊愛石」コラム連載中 / HP→https://yamadaai.com/ / instagram→https://www.instagram.com/yamada_ai_

最近の記事

No.015〜No.027

4月から自身のHPやArtStickerで発表・販売をはじめた、ドローイングシリーズ『I don’t need anything, but I want to go there』 5月に制作した、13点の新作 No.015〜No.027 を公開しました。 本作品『I don’t need anything, but I want to go there』はタイトルにあるように「何もいらないからここに行きたい」という一心で描き出すドローイングシリーズ。 (詳しいコンセプトはこち

    • I don’t need anything, but I want to go there

      「何もいらないから、ここに行きたい」 そう強くつよく願うと、絵がその場所に連れて行ってくれる。 去年は瀬戸芸の制作で8月から高見島にこもり、瀬戸内の撤去後つづけて11月半ばから長野県 信濃大町あさひAIR で3ヶ月半の滞在制作をさせていただき、3月10日に京都に帰ってきました。 信濃大町での作品はほぼ完成ですが、照明や外装などまだ手をいれたいところがあるのでまた制作に行き、完成後は展示を予定。ですがコロナ感染防止のため、滞在制作と発表はしばらく先のことになりそうです。(また

      • オンラインの作品発表・販売について

        SNS等ですでに告知していますが、ここでもご報告。 去年までインスタレーションの作品制作がメインでしたが、最近はドローイング作品の制作にも取り組んでいます。 そして、それらのドローイング作品を自身のHPを中心に、オンラインでの発表と販売をはじめます! 以前よりも、とても正直に描けるようになってきたので、ご購入はともかく、まずは作品をご覧いただけると、とってもとっても嬉しいです。 作品ページはこちら! 今のところ、継続して毎月月末に新作をアップする予定。 ですが、はじめて

        • 本当に帰りたかった場所

          “本当に帰りたかった場所” それは自身の内側にあって、自分でも気付けないほど奥深くにある。 右も左も上も下も、なにも分からない。 真っ暗なところに身を置いて、まずはじっと目を瞑るように静かに観察する。 すると、少し離れたところから、ちらちらと微かな灯が見えてくる。 その光はそっと近づかないと消てしまうほど弱々しく、目を離すといなくなってしまう。 だから真っ暗な中をその方向へむかい、ゆっくりと確かに一歩ずつ近づいていく。 灯まで辿り着いた途端、辺りは再び真っ暗になる。 そして次

        No.015〜No.027

          なんとなく言葉で伝えたいこと

          瀬戸芸が終わって3日経つ。 わたしはまだ高見島にいる。 会期が終わった次の日から、作品の撤去作業をしている。 出展していた作品《内在するモノたちへ、》は、構想から含めると約1年かけて制作したもの。 この1年は、今までにない、はじめてのことばかりの1年だった。 今週の日曜日まで島にいるのだけれど、 今年に入ってから島の滞在日数がトータル100日になる。 365日のうち、100日は島暮らしをしていたらしい。 出展作家の中で、一番この島に暮らしていた。 みんなでワイワイ楽しく

          なんとなく言葉で伝えたいこと