見出し画像

飲食店を開業してみた〜後編〜

どうしても描きたかったシリーズ⑤
【飲食店を開業してみた】

ということで、オールDIYで、ガレージを飲食店に変化させオープンまでゴリゴリ進めて行ったのだった。

結論こんな感じの店なので、記事を見るのが早いかもしれないので載せておく。

http://matome.naver.jp/m/odai/2143762175042774701



飲食店の支出は、固定費と変動費に分かれている。


固定費=家賃+人件費
変動費=食材、ドリンク

と覚えておけばとりあえずOKだろう。

ここで、勝てなくても負けない経営方針で進め事にした。

つまり、固定費を圧倒的に削れば良いわけだ。
家賃はゴリ安なので、後は人件費だ。


どうやって削ろう?


そこで考えたのがオールセルフドリンク&勝手にメニューが出てくる方式だ。



ドリンクは、ホールに誰でも取れるショーケースを設置して、瓶のドリンクを置いておく。

フードメニューは廃止して全てこちらの都合で勝手に作って出していくスタイルを作り上げた。



これで手間や人件費の圧倒的なコストダウンが実現された訳だ。



もともと全員友人の繋がりだし、問題ないだろうと始めたが、予想通り全く問題なく進めることができた。



フードは、途中から都度作るのがめんど臭くなって、大量調理&大皿提供で、いっそメニュー撤去してこちらマターで出すスタイルに変更。



余った時間はホールで友達と酒を飲みながら、ヘラヘラすることができた。

ここまで来ると、どこまでやって仲間に手伝ってもらえるかが勝負!



ということで、配膳から皿洗いまで、やってもらうスタイルを確立した。

もう、親戚んちのおばちゃんち状態だ。

勝手に取ってください!
メニューは選べません!
配膳してください!
なんなら皿洗い宜しくね!状態なのだから。

やってみて、
このサービス提供側と受ける側の垣根がないほうが、一体感ができて盛り上がり、満足度も上がったという検証結果が得られた。



こうして類友の法則を用い、自分自身も友達を増やすことができ、楽しく酒を飲みながらキッチンドランカーで運営ができる仕組みが出来上がったのだ。


かつ、ちゃんと儲かる。



『そんなの無理』と言われても、物はやりようだぞ!と改めて痛感した。



どうしたらできるか考えてアウトプットの、高速サイクルを回せば良い結果が出てくるとわかったはじめての経験だった。


更にもう一つのチャレンジをしてまた。



繋いで、繋いで、繋ぎまくる!

これをやってみた。


要するに、黒板持って友人を今日のメニュー的な感じで紹介するのだ。



これ、リアルに来店客全員に漏れなくやり続けたので、本当にたくさんの人を繋ぎまくったと思う。



で、一年が過ぎ、

思考しなくても運営が回ってきてルーチン化してきた。つまり作業に近くなってきてしまった。



そうなると、
いつもの如く飽きが襲ってきた。



ということで、友人に曜日の経営権を売ってみる事にした。



飲食店のインフラシェアだ。

最近でこそやってるところがあるが4年前だと、斬新なシステムだったと思う。
シェアリングエコノミーの走りかもw


初代メンバー↓

これが結構うまくハマった。
まず、時間ができた。
そして根本的に仲間とやるほうが楽しい!

しかし人は環境や価値観が変わる物で、2年くらいするとやめてしまう。



と言うことで人も2年くらいすると、
どんどん変わる。

2代目メンバー↓

イベントも沢山やってみた。

自分のキャンプ施設でのイベント↓

別の場所でチルアウトな感じのキャンするイベントもやってみたりもした↓



で、このシステムで5年半運営して、



カップル50組

結婚14組

ビジネス500組を作ることができた。





気付いたら勝手にできていた感じだ。


今回の経営で感じたことは、
お金を稼ぎに行くよりも、
ありがとうを創りに行く方が楽しいし長く続くし結果お金にもなるということ。


『楽しもう!』
『ありがとうを創ろう!』


僕が仲間にしょっちゅう言っている単語だ。

『頑張ろう!』
『儲けよう!』は、どこかで歪みが来るので要注意だ。

是非覚えておいていただきたい!


次週のチャレンジ!
『キャンプ場を作ってみた』
絶対見てくれよな!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?