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革命のファンファーレ

こんにちは、やまきゃんです。


僕はYOUTUBEが好きでよく見ているのですが、中田のあっちゃんと宮迫さんがやってるYOUTUBE番組「win win wiin」のゲストで西野亮廣さん(キングコング)が出演されていました。

僕は芸人さんが好きでその中でもオードリーさんは大ファンでDVDを持ってるほどです。
その中でも大好きなテレビ番組「あちこちオードリー」のゲストでキングコングのお二人が出演されていました。

なにかと西野亮廣さんを最近見かけるようになりました。

そんな時に仲間のUから
「このチームにはライターがいないんだよな~」
と言われ、この活動をすることに決めた僕は読む本を探しました。

キンドルアンリミテッドから、この名前を見つけました。

「西野亮廣」

僕はスピリチュアルな人では無いけど、神が
「一回西野に興味持ってみ?」
と言っているように思え、ダウンロードしてみました。

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「革命のファンファーレ」

西野亮廣さんのビジネス書、まさかの2作目
芸人さんがビジネス書を書いているのにも驚いたが、2作目だったのにも驚き、そして何より赤い。
カジサックと色被ってるじゃん。

内容は
「えんとつ町のプペル」
という絵本を西野亮廣さんがどう作ったかという事が書かれていた。
それは「win win wiin」で見たし、知ってるよ。

その後は絵本の売り方について書いていた。
僕は驚愕した。

絵本を売るのに、絵本をネットで無料公開するというのだ。
なんだそれ、買わないだろ。

でもそのロジックは破綻していなかった。

絵本を買うのはお子さんがいらっしゃる、お母さん方がほとんど
そのお母さんが手に取る絵本は一つ
「自分が昔読んでもらって面白かった絵本」
だから今も「ぐりとぐら」等は書店に並んでいる。
こんな昔のものをこすり倒しているのは、絵本か落語ぐらいだと思う。

「だったら読んでもらえばいい。」
これが西野亮廣さんの広告方法。
ただ、西野亮廣さんはこれだけでは無い、
無料公開の絵本を縦にスワイプさせて読ませる手法を取った。
これがなんとも絶妙で、
一人で読む分には問題ないけど、読み聞かせするとなると難しい。
これはまるで
「無料版(ネット公開)と有料版(絵本)を作ったようなもんだな。」
と思った。
本の中でも同じ事を言っていた。

西野亮廣さんはさらにクラウドファンディングを使って資金を集め、無料で個展を開催した。
「入場料取ればいいのに」
と思ったが、見る相手からお金を集めているので入場料を取る必要はない。
そしてお金を稼ぐ為ではなく、支援者を増やすことが目的だった事に気づかされた。

見に来る客はすぐに離れるが、出資する支援者は離れない。

これが西野亮廣さんクラウドファンディングの使い方だ。

それが今はオンラインサロンに繋がっている。

オンラインサロンの人数は現在7万人を超えている
もうこれはただのファンクラブでは無く、
西野亮廣さんが何かするときに、7万人の共犯者がいるという事になる。

最後は広告について西野亮廣さんは語っていた。

「口コミこそ最強の広告」
結局はこれに尽きるらしい、絵本の無料公開も無料個展も全部は
「SNSに客が呟いてくれる事」
これが全ての狙いだった。

広告を自分たちが打つのでは無く、一般人に広告を打たせる。
なんとも、理にかなっている。

そして、この感想文を書いている自分も
「西野亮廣さんの作品を広告する人」
の一人となってしまった。

この本を読破し、ふと、初版日に目をやると
「2017年10月」
と書いてあった。

恐ろしかった。
2021年に生きている僕が
なるほど新しい!
と感心しているのものが約3年前のものだった。

西野亮廣さんに関心してる場合じゃない。
僕も何か新しい事を考えなきゃいけない。

そう思った時に、心から聞こえてきたのは

革命のファンファーレだった。

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