今、サブスク伸ばさないとマジでヤバイんだけどジャパン!音楽デジタルマーケティング盛り上げてくれる人求む!!

日本レコード協会(RIAJ)は2日、2020年第3四半期(7月~9月)の音楽配信売上実績を発表した。音楽配信売上は、前年同期比109%の197億7,400万円。区分別シェアでは、ストリーミングが全体の75%を占める結果となった。

 今年の7月期のデジタル配信売上が前年比109%というデータ。コロナ禍で、動画など他のデジタル系サービスが軒並み伸びている中で、この程度の伸び率では全然だめですね。2019年の日本の音楽市場は、7割がパッケージ売上(CD,音楽DVD)でしたが、今年は2割から3割の減少が予測されています。ざっくり600億円前後のマイナスになりそうなので、1250億円だった配信売上を150%増くらいにはしないと埋まらない落ち込みがある訳です。今はライブも販促イベントも難しい訳で、レーベルも事務所もアーティストも、方向を変えてデジタル市場の拡大にもっと注力しないといけません。

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 ちなみに日本以外の国は、音樂市場はストリーミングサービズは急速にV字回復していて、コロナの今年も2.5%増の予測です。これも世界二位の日本市場の大きなマイナスが足を引っ張っての2.5%増だったりします。

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 日本はデジタル音楽市場を伸ばさなくちゃいけないし、伸びしろが大いに残っている。今や音楽サービスはグローバルサービスなので、デジタルをしっかりやると自ずと世界市場にも繋がっていく。
 ここまでは、誰もが理解してもらえる話かと思います。そのためにどうすればよいか?デジタルマーケティングのノウハウを蓄積していることです。音楽ユーザーにフォーカスした具体のノウハウの積み上げが大切です。従来のレコード会社には、SNS活用やストリーミングサービスでの再生回数増のためのノウハウはありません。マスメディアを活用して話題にして、CDショップに装飾をして、発売日に向けて盛り上げていく。発売週にチャートに入れて、マスメディアから注目してもらう、そんな手法は得意ですが、ユーザーデータを解析、活用することはびっくりするくらい不得手です。
 そんな日本のレコード業界は世界の流れに竿をさして、ストリーミングサービスの普及を遅らせて、パッケージ市場を盛り上げてきて、なんとか持ちこたえてきましたが、コロナ禍で破綻しました。今こそ、デジタル音楽市場を伸ばすチャンスです。というか今は、それしかやるべきことありません。ここに新しい人達にチャンスがあります。インディペンデントに頑張っている人はたくさん出てきていますが、いかんせんまだ「竹槍で戦っている」感じです。
 個人的には、「SNS一発屋」のような、楽曲がバズって、跳ねたけれど、それをアーティストブランディングや強いファンベースを築くことに繋げられていないアーティストが多い印象を持っています。
 さあ、腰を据えてやりましょう。やっと日本もデジタルが中心の音楽市場がやってきます。音楽ファンにストリーミングサービスの楽しみを伝えましょう!!

 僕は新しい音楽界の生態系をつくるチャンスだとコロナ禍を前向きに捉えています。

 アーテイストやマネージメントで悩みがある人は、ニューミドルマンコミュニティがあります。相談に乗ります。
 デジタルマーケティングの音楽活用に自身がある人は、一緒に仕組みつくりましょう。 
 音楽サービス作りたい人は、おそらくStudioENTREがベストパートナーです。

 要するに、みなさん連絡ください。待ってます!TwitterでもFacebookでもサイトからでも。僕への窓口はあちこちに開いていますよ!


モチベーションあがります(^_-)