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スプリンターネットとWEB3が同時進行する時代に日本人が歩むべき途を考える

 今週は東京では桜が咲きそうで、希望はもう春ですが、キエフの春はまだ遠そうです。
 ロシアのウクライナ侵攻のゴールが見えません。インターネットの可能性と限界を感じさせられるニュースがありました。

この記事にある「人間社会が良くなるのは、自分たちと大きく異なる人々ともつながることができるからだ」というのは、良い言葉ですね。

 ロシアによるウクライナ侵攻で、国家のインターネットの基盤とサービスの分裂を指す、「スプリンターネット」と呼ばれる状態が加速している。
 スプリンターネットにより、個人や企業はインターネットを使いにくなる。インターネットは人類が発明した強力なコミュニケーションツールであるにもかかわらず、それが弱体化されてしまう。

 インターネットの価値は「個人の自由」のはずですし、民主化という言葉に象徴されますが、中国のグレートウォールも有名ですが、国家統制というのは逆の方向ですよね。

 ベルリンの壁が崩れたときの高揚感は今でも覚えていますが、30年経って、世界情勢としてフェーズが悪い方向で変わってしまったようです。中国、北朝鮮に続いて、ロシアが自国最優先の帝国主義/拡張主義を明確にしたことは日本にとって危機的ですね。僕の立場でいうと、経済安全保障視点のテクノロジー/情報の取り扱い方に敏感でいることと、国籍関係なく友人関係が作れるカルチャー、エンタメ、音楽というものを大切にして、国家の枠に縛られずに個人的な信頼関係を築いていくことを、やっていきたいなと、本当に微力ながら思っています。日本の文化は興味と尊敬の対象になっていることが多く、2020年以降の世界で、日本人が持っている数少ない優位性だと僕は思っています。

韓国では、政権交代がおきました。
 5年ぶりの保守政権だそうで、どういう政策転換があるのかは、まだわかりませんが、ユンソギョル大統領の選挙時の公約というのがTwitterで流れてきました。僕は韓国語はできず、一次情報に確認は取れてないのですが、以下のようなものです。

・IPの著作権制度整備、流通活性化支援
・NFT・メタバース連携で雇用大幅創出
・Kカルチャー国内全体地域経済活性化
・Kカルチャーイノベーション人材支援
・OTTエコシステムのグローバル強化
・コンテンツ企業の海外現地制作支援
・暗号通貨業界ネガティブ規制の緩和
・暗号資産収益500万円まで非課税
・国内ICO許可、取引所発行(IEO)許容
・デジタル資産基本法制定
・デジタル資産振興庁設立
・A公教育・行政・国防・福祉・財政すべての分野にAIを積極的に導入

 この公約が守られると、日本がやるべきところを全部韓国にやられちゃいますね。日本が過去に縛られて、ぐずぐずにしている間に、アタリマエのことを他国がやって、日本の存在感が国際社会の中で、どんどん落ちていくという「失われた××年」から脱しないと危機感が募ります。

 みなさん、それぞれ今いる場所で、やれることから頑張りましょう!

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