見出し画像

「ORIGINALS」 まとめ 〜ビジネスで大事なこと〜

どうもこんばんは!久しぶりに本のまとめ系を出すyamabikoです。今回は、「ORIGINALS」と言う本のまとめについて話していこうと思います。今日は少し長くなりますので、ぜひ少しでも時間があったら少しずつでも読んでいってもらいたいものです。


流れ

1 オリジナルの人になる基本姿勢
2 独自性を高めるのにリスクは冒さなくてもOK
3 リスクのバランスを取る
4 アイデアを出す上で一番大切なこと
5 アイデアの良し悪しの判断の仕方
6 クリエイティブなものは先延ばしにした方が良い
7 ビジネスにおける参入のタイミング
8 目標を作るときは締め切りは作らなくていい
9 まとめ


オリジナルの人になる基本姿勢

まずまず「オリジナル」と言う言葉は、独自性と言う意味があります。オリジナルの人と言うのは、アイデアが思いついてそれを実現させる人のことです。
オリジナルの人になる基本姿勢は、既存のものをよく理解してその中での疑問を考えることが大切です。そのためにも、「ブ・ジャ・デ」の感覚が大切になってきます。ブ・ジャ・デとは、デ・ジャ・ブの反対の言葉で、デ・ジャ・ブは見たことのないものや初めてのはずの経験になぜか既視感を覚える感覚や経験のことです。逆にブ・ジャ・デとは、今知っていることから新たな疑問などを見い出すことを言います。簡単に言うと、温故知新と似ています。新たな疑問などを見出して考えたりしていくと、それが新しいアイデアであり独自性があるアイデアになります。

スクリーンショット 2021-04-28 22.40.12

独自性を高めるのにリスクは冒さなくてもOK

オリジナルを追求していく上で、リスクは冒さなくてOKです。独自性がある起業家などの人は、リスクをバンバン取っているように見えますが、本当はあまりリスクを犯していません。「データであります」むしろ、人並み以上ビビリというデータもあります。起業家の思考としては、不要なリスクを避ける→残ったリスクだけを取る と言った感じでなるべくリスクを避ける思考になっています。なので、こう言った感じでリスクを避けて行って成功している人が多いのです。

画像2

リスクのバランスを取る

世間を見渡してみると、本業はサラリーマンとして副業として起業をしてから成功していくパターンが多いです。これはすごくいいパターンで、サラリーマンとしての安定は簡単には捨てず、副業でリスクをとってもいいようにと、リスクのバランスをとりましょう。「副業などせずに、一気に本業を辞めて集中した方が絶対にいい!!」という人もいますが、確かにそうも考えれますが、安定をもってしていた方が心のゆとりにもつながって成功しやすくなります。

画像3

アイデアを出す上で一番大切なこと

結論から言ってしまうと、アイデアを量産することです。創造性に関する研究では、いいものを作り出していくよりとりあえずたくさんのアイデアを出した方がいいです。例で言うとするならば、音楽で言えばバッハ。バッハの人気になった曲は主に3曲だけなのですが、実は1000曲以上も作っています。絵で言えばピカソ。ピカソは・1800以上の絵画・1200以上の彫刻・2800以上の陶芸・12000以上のデッサンをも手がけています。
このような事例からもわかりますが、マイナーな製品が多く作成された時期は、メジャーな作品が多く作成された期間と同期間というデータもあります。アイデアに関しては、質より量です。

スクリーンショット 2021-04-28 22.45.31

アイデアの良し悪しの判断の仕方

先ほどでアイデアは出せるようになっても、アイデアの良し悪しが判断できないと世間一般に公開したとき成果が出にくいです。ですので、ここでは判断の仕方も学びましょう。
結論から言うと、良し悪しの判断の仕方としては同じ分野の仲間の意見を参考にするのが一番良いです。逆に、自分や上司での判断はダメです。

自分で評価をしてしまうと、客観的な評価ができず、確証バイアスが備わっているからです。確証バイアスとは、自分にとって都合の良い情報ばかりを集めて正しいと思ってしまうバイアスのことです。ちなみに、バイアスとは偏見のことです。この話をわかりやすくするために、例として挙げるなら「大企業に入れば人生勝ち組」と思っている人のことです。そう言う人は、大企業に入ったときのメリットばかりに目がいってしまって逆にデメリットの情報は無意識に避けてしまう傾向にあります。

上司がダメな理由としては、上司は批判的な意見の傾向にあるからです。批判的な意見になってしまう原因として、上司のような決定権を持つ人はどうしてもミスを回避する傾向になるからです。部下が持ってきたアイデアは、ミスを回避するために批判的になります。これは、上司にだけと言うわけでもなく、人間の本能として新しいものを却下して失敗するかもしれない理由を見つけたがる。と言うのがあります。要するに、不確実なものには絶対に手を出したくないと言うことです。かと言って不確実なものに全然手を出さず、定番のアイデアを言ってしまうとあまり意味がありません

同じ分野の仲間というのは、チームだけは違う人のことを言います。わかりやすい例を言うなら、同じ業界だけれど会社が違ったりする人みたいなことを言います。分野は違うけどチームが違う。そういう第三者に評価してもらうことが一番正確にアイデアの良し悪しを判断できます。

スクリーンショット 2021-04-28 22.46.08

クリエイティブなものは先延ばしにした方が良い

クリエイティブを発揮しなければならない場面では、あえて先伸ばしにすることが有効です。
実は、真っ先に行動を起こすのは注意が必要です。理由としては、先陣を切る方がもちろんリスクが高かったり、時間をかけないことで独自性が下がってしまうからです。「賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ。チャンスを最大化するタイミングを待て。」と筆者は言っています。いいアイデアは放置から育ちます。先延ばしにするのは、創造性は下がるが独自性が上がります。

画像6

ビジネスにおける参入のタイミング

結論としては、先駆者である必要はない。です。むしろ、2番手か3番手ぐらいが一番いいです。オリジナルであると言うことは、他とは異なる、他より優れていると言う意味なので、必ず一番手である必要性はないです。むしろ、先駆者は失敗しやすいです。

「先駆者は失敗しやすい。」と言うのは、3000以上のベンチャー企業を調べた研究によれば、およそ4分の3の企業が早すぎるタイミングの規模を拡大しようと投資をして失敗してしまっています。その理由として、その規模を支える市場の需要がまだ存在しない段階で投資に踏み切ってしまっている人が多いからです。

リスクを恐れずにすぐ行動する人は、一番になることにこだわりすぎる傾向があります。なので、「一番じゃなきゃダメ!」を思い衝動的な決断をしがちです。閃いたアイデアを実現させるには、すでにある市場の隙間を見つけること、早過ぎず遅すぎないタイミングで参入することの主に2つです。

先ほどは「先駆者はあまり良くない」と言うことについて話しましたが、もちろん先駆者が有利なこともあります。有利なこととしては、特許に関わるものやネットワーク効果があるものなどに強いです。ちなみにネットワーク効果とは利用者が増えるほど価値が高くなることです。例としては、電話やソーシャルメディアなどが挙げられます。

スクリーンショット 2021-04-28 22.47.34

目標を作るときは締め切りは作らなくていい

よく、「目標を設定するときは締め切りも一緒に作った方が良い」と聞きますが、締め切りは作らなくて結構です。締切の制度をして達成率が上がると言うデータはあります。ですが、やりたくて勝手に体が動く「気が熟している」タイミングを待って行動するのがおすすめです。締切を設定して義務感を出してしまうと、無理矢理感などが出てしまって、やっていて楽しくなくなってしまうと意味がありません。

スクリーンショット 2021-04-28 22.48.13

まとめ

オリジナルの人になる基本姿勢→既存のものをよく理解してその中での疑問を考えること「ブ・ジャ・デの感覚」が大切。

独自性を高めるのにリスクは冒さなくてもOK→起業家などの人は独自性を高めながらも、極限リスクを削っている。

リスクのバランスを取る→本業はサラリーマンとして副業として起業をしてから成功していくパターンがおすすめ。

アイデアを出す上で一番大切なこと→アイデアを量産すること。

アイデアの良し悪しの判断の仕方→同じ分野の仲間の意見を参考にする。

クリエイティブなものは先延ばしにした方が良い→いいアイデアは放置から育ちます。先延ばしにするのは、創造性は下がるが独自性が上がります。

ビジネスにおける参入のタイミング→先駆者である必要はない。一番良いのは2・3番手。

目標を作るときは締め切りは作らなくていい→義務感を出してしまうと「楽しくない」と感じてしまうから。


今日は「ORIGINALS」の本をまとめて紹介してみました。いつもより、時間がかかって意外と大変でしたが、締切の時間を全然指定していなかったので、無理なく楽しくできました。なので、よかったら皆さんも今日学んだことを試してください。以上です。

画像9




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?