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兄弟戦争 リミテ最速反省会(環境理解篇)

はじめに

こんにちは!
いつもポジティブ、山辺カフカです!

兄弟戦争実装から3日ほど経過し、17lands.comの統計データも徐々に集まってきております。
そして、筆者はリリース前にアーリーアクセスの経験を基に環境予想をしておりました。

そこで、筆者の環境予想がどれだけ当たっていたか/外れていたか、17landsのデータに加えて、兄弟戦争環境のリミテッド(ドラフト・シールド)を体感した経験も基に、恒例で行っている反省会を今回もやっていきたいと思います。

業界最速を目指しました!が、本当の最速は大やけどした節約家さんのYouTube動画でした(笑)
私の恩師でもありますので、ぜひご視聴ください!!
(私はnote記事最速ということで許してください…)

なお、前回の下馬評記事には下記リンクから飛べます。


環境のスピード

今回も17landsのPlay/Draw Advantageというデータを参照します。(これ以降のデータ集計期間はいずれも2022/11/19まで)
このデータでは先攻・後攻の勝率差と、その環境で試合が終わるまでの平均ターン数が分かります。

当初、筆者は兄弟戦争(以下、BRO)の環境を、神河-輝ける世界-(以下、NEO)程度の「若干ゆったりした環境(平均キルターン≒9.5)」と予想しました。
これは、序盤を軽量除去で凌いだ上で、重たい無色のボムレアや長期戦向けギミックを主軸に据えるタイプのランプデッキがTier1として環境を定義するものの、その隙を縫うように単色系の超速アグロがTier2~3として平均キルターンを若干引き下げる、と想定したためです。

さて、実態はどうだったのでしょうか。
以下にプレミアドラフト・シールドでのデータを、現行スタンダードのエキスパンション+アルケミー:バルダーズ・ゲートと比較して載せています。
縦軸が試合が終わるまでの平均ターン数、横軸が先攻の勝率です。
銀シンボルがプレミアドラフト、赤シンボルがシールドのデータでして、筆者予想の環境も赤色の☆で示しております。

こちらを見ると、BROのシールド環境はほぼ筆者予想通りの環境速度と言えそうです!嬉しい!

一方で、プレミアドラフト環境は筆者予想よりもさらに速い環境ということが分かります。
筆者はプレミアドラフトとシールドの環境速度を区別せずに予想しておりましたが、どちらかといえばドラフトを想定した予想をしていたため、こちらは頂けません。

そこで、筆者がBROのプレミアドラフトイベントを複数回プレイして感じたこの環境の(想定以上の)速さの理由を、以下に3つに分けて記します。


①軽量インスタント除去が少ない

筆者は前回のBRO環境予想記事において、環境の特徴①としてコモン軽量除去が優秀と述べました。
補足として色別の除去の優劣は付記したものの、もう一点気づくべき点があったと反省しております。
それは、インスタント除去の少なさです。

実はアンコモンまで目を向けても、本環境はインスタントタイミングで撃てる除去が限られております。
そしてその数少ないインスタント除去のうち序盤(~4ターン目)までに撃てる軽量除去は、対象に無視できない制約が掛かっています。
この中ではコンバットとも絡めやすい《見栄え損ない》が頭1つ抜けた性能ではあるものの、裏目のない除去とは言えません。

代表的な軽量インスタント除去

5ターン目以降ともなれば対象限定のない除去も撃てるようになるのですが、アグロに対する策としてはテンポの悪い除去である感が否めません。

3マナ以下で出てくるクリーチャーにあまり撃ちたくない除去

そして、これらインスタント除去が少ないことで、前回記事の特徴⑤に挙げた軽量除去耐性カードが猛威を奮っています。
理想的にはこれらのコンバットトリックを戦闘中に先に打たせたところに、上記のインスタント除去を撃ち返したいのですが、環境がなかなかそれを許してくれない訳です。

何で呪禁も破壊不能も付くの?(大切なことなので2回言いました)

中でも筆者にとって一番目測を誤ったのが、《やり場のない悔恨》の評価です。
このカードのマナコスト軽減能力のせいで対アグロにも効果的と感じてしまいましたが、実際には序盤にこの軽減効果を活用できるケースは稀です。
このカード自体は環境の特徴であるボムレアの対処という大切な役割があるので優秀ですが、アグロ相手には腐りやすいことをもっと念頭に置くべきでした。

パッと見めちゃくちゃ強く見えちゃったんです…

時に、筆者は前回記事において「環境にアグロが許されるのであれば、一部の色・アーキタイプはアグロに轢かれやすい」とも述べておりました。
上記の軽量インスタント除去の少なさは、アグロが成立しにくければあまり関係ないはずです。
では、そもそもこのBRO環境はアグロが許されるのでしょうか?

その観点で次の②③を執筆しております。


②受けるデッキの3ターン目の動きがあまり強くない

大雑把に、アグロ戦略でないデッキ=受けるデッキと表現しました。

この環境の3ターン目は、ゲームの一つの分岐点として重要です。
なぜなら、コモンカードで能動的にパワーストーンを生み出せる最初のターンだからです。

早期にダブルアクション(=1ターンに2回呪文をキャストする動き)を行う観点で、やはりパワーストーン(以下、PS)は非常に強力でした。
この強力さは、アグロデッキにとっても受けるデッキにとっても共通です。
ただし、そのPSを生み出せるカードの質に違いがあります。

攻めるデッキにとっての代表的なPS生成カードを以下に示します。

グルールオールスターズ

これらのカードはアグロデッキとして盤面にそのマナコスト相当の影響を与えながら、次のターン以降の展開も促進できるため、いずれも非常に強力です。
中でも唯一能動的に2ターン目からPSを展開できる《有角の石探し》に至っては、2マナ以上の価値のある本体性能とも相まって最高級のカードと言えます。

受けるデッキ側は本来これらのカードに対処しながら同等のマナ加速をしていかなければいけないのですが、同じくPSを生成できる受けるデッキ用カードを見てみるとこのようなラインナップになります。

ちょっと悠長

いずれも決して弱いカードではなく、《静止網》は最上級の除去であるのは間違いないのですが、如何せん3マナのスペルが場に全く干渉しないのは対アグロでの難点です。
また、《パワーストーン技師》も能動的にPSを生めないため、こちらの展開を必ずしも早めてくれない使いにくさがあります。

斯くして、アグロデッキのスピードについていくには受けるデッキ側も《採掘爆発》や《アルゴスの日和主義者》を採用していく、という構図ができつつあります。

引っ張りだこ

後者は元々ランプ戦略にも噛み合っておりピック競争率の高いカードではありましたが、前者まで採用したくなるくらいには、アグロvs受けるデッキで速度差が付いているものと思われます。

なお、フォローではありませんが、《ギックスの愛撫》というカードも評価を上げていることには触れておきましょう。
対アグロにはあまり効果的なカードではないものの、受けるデッキ同士のマッチアップにおいて能動的にPSを生成しながらボムレアのケアをすることができるのが環境に嚙み合っています。
通常このようなピーピングハンデスは盤面に影響を与えないためリミテッドでは積極的に採用したくないのですが、競合する黒の3マナコモンクリーチャーがあまり強力でないことや、同じくボムレア対策になる《散乱光》が終盤裏目になりやすいことも相まって、3ターン目の最良のムーブになりつつあります。
今後はこの環境で《ギックスの愛撫》の採用率が高くなっていくと想定されるため、それを念頭に置いたプレイングをすべきと筆者は考えます。

大体いつもダメだったから舐めてました

加えて、上記でPSによるダブルアクションが強力と触れた点について補足すると、2~3マナのアーティファクト・クリーチャーの採用枚数が重要な環境だと思っております。
3ターン目PS生成後に、4ターン目に3マナ+2マナの展開するムーブが先手アグロの最良のムーブであり、受けるデッキにとってもブロッカーとしてアーティファクト・クリーチャーに頼りたい場面が頻発します。
人気の高いカードからそこまでのカードと様々ですが、3ターン目のPS生成が見込まれるデッキほど、アグロデッキであれば《屑鉄造りの雑種犬》や《アシュノッドの収穫者》を、受けるデッキであれば《突き刺す戦耕し》や《塔の作業員》を意識して採用すると良いように思います。


③赤が強い

最後のポイントは、本来はこの後のアーキタイプ別勝率で触れるべき点ですが、大きなサプライズであったためピックアップしております。

下馬評では(筆者含め)一般にあまり評価の高くなかった色であるが、プレミアドラフトにおいては勝ち組になっています。
先に触れた2枚のパワーストーン生成カードに加え、赤の3マナ以下のクリーチャー群が軒並み高い勝率を叩き出しています。

なぜここまで赤のカードが活躍できているのでしょうか?

筆者が赤に対する事前評価を下げてしまっていた一番の理由は「20点削りきれないのではないか?」という疑問が浮かんだためでした。
元々3マナ以下のクリーチャー群は決して弱いと感じておらず10点ほど削るのは容易そうであったものの、4マナ以降を支えるクリーチャーの質が一気に低下しており、ミッドレンジ~ランプデッキのファッティが早期に着地すると残りの10点を奪い切れずに勝ち目が失われると感じていたためです。
結論としては、20点削りきるプランがしっかり存在した、ということになります。

一つ目の削りきるプランは、本体火力です。
今回は素直に本体火力を撃つことができるカードがコモンだけでも3枚あります。
その中でも《ペンレゴンの雄牛》は最後の一押しに非常に有効で、キルターンを早めてくれる1枚として存在感を示しており、赤系アグロのキーカードになっています。

これらに加え、実質的に本体火力に近い蘇生や《ドワーフの炉の詠唱者》の護法も残りライフを削り切るのに手伝ってくれます。
最軽量の蘇生持ちである《屑鉄造りの雑種犬》も実装後大いに評価を高めた1枚でして、ルーティングで2枚目の雑種犬を捨てて速攻2体で殴る動きは終盤の詰めで大変強力です。

足し算(キルターン計算)の時間です!

二つ目の削りきるプランは、回避/ブロッカー排除です。

「何を当然のことを」と言われるかもしれませんが、リミテッドにおける回避能力は非常に強力です。
これは膠着状態が発生した際に一方的に攻撃を行える状態を作ることができることが一番の理由と思います。

立ち返って、この環境の赤系アグロは一度でも膠着状態を作ってしまえばそれは敗北を意味します。
そもそも飛行持ちはほぼ存在せず、サイズでもその他の色には勝ち目が薄いためです。
しかしながら擬似的にブロッカーを回避するサポートは充実しており、これにより最後まで攻撃を継続するプランがとれていると考えております。

元々威迫を持っている《有角の石探し》はさておき、《ゴブリンの爆風走り》はサクリファイスサポートさえあれば1マナ3/2威迫という破格なアタッカーに変身します。
このカードを複数枚投入し、相手が複数のブロッカーを準備するまでに延べ7体が殴って削りきるプランは、計算もしやすく非常に強力です。

また、一見アンプレイアブルに見える《ミシュラの支配》も、相手ブロッカーのサイズを見ながらこちらのサイズアップor疑似除去を選べる、見かけ以上に器用なスペルです。(軽量インスタント除去の少なさもオーラによる強化を後押ししています)
極めつけに、相手が必死で出してきたファッティを《拮抗する兄弟》で一時的に奪取し削りきるプランは、サクリファイスシナジーを無視しても十分とりえる戦略です。

初見でアンプレに見えた三銃士、なかなかやりおる

斯くして赤系アグロがしっかりと20点を削りきるプランが立てられた結果、環境の台風の目として高い勝率とともに存在感を示しているものと思われます。

最後に、これら赤系アグロに対抗するために有効なカード群も評価を上げてきております。
最もストレートな対抗策であるライフゲイン役として、《岩枝のゴーレム》は最上級のカードです。
4マナで出すこともできる柔軟性と相まって、今後大いに評価を高めるカードの一つと思われます。
ただし、赤系アグロ側も《巨大焦がし大口》というアンチメタカードを自然に搭載できるため、もう少しの間は赤系アグロの覇権が続く可能性が高そうです。

蜂蜜マンモス vs フェロキドン ここはイクサラン?!

アーキタイプ別の強さ

こちらも17landsのFormat Color Ratingsからデータを参照します。

以下に、プレミアドラフトの2色・3色デッキの色別勝率を示します。
統計データがまだ少ないため、信頼性の高いタッチカラー(3色目3枚まで)も含んだデータを参照します。

BRO プレミアドラフト アーキタイプ別勝率(2色・3色、タッチ含む)

今回も下馬評時点で筆者としてアーキタイプ別の強弱予想までは記事化していなかったのですが、先述の通り赤が一歩勝率では劣ると予想はしておりました。

実態はどうかというと、色別勝率で最高のボロス含め、赤を含む色の組み合わせはほぼ平均勝率以上であり、今のところはむしろ赤が勝ち組の環境と言えそうです。
逆に、黒を含む色の組み合わせはすべて平均勝率を下回っており、今後の環境変遷次第ではありますが黒が負け組カラーになってしまっています。

ただし、最高勝率のボロス(58.5%)と最低勝率のシミック(53.0%)の差は過去のエキスパンションと比べてもそこまで開いておらず、大本営と言えるほどのアーキタイプはないと言えそうです。
色の組み合わせも有効色・対抗色で選べるため、色の自由度は高く、逆に言えば決め打ちのピックは推奨しにくい環境です。

また、単色励行のエルドレインの王権(※)ほどではありませんが、単色に近いアーキタイプの成立性も高いことを付記します。
ゲーム数からも2色デッキの数に対して7~8%は成立しており、先述の赤系アグロデッキは特に多く成立しているのが分かります。

DMU プレミアドラフト アーキタイプ別勝率(単色・2色、タッチ含む)


(※)参考:ELD プレミアドラフト アーキタイプ別勝率(単色・2色、タッチ含む)
2色デッキに対する単色デッキ成立率47% (!) はさすがに別格です。

単色励行カードは多くはないため単色化を意識しすぎる必要はありませんが、プレイアブルなアーティファクトも多くマナベースの安定化にも寄与するため、常に検討の余地はあると思います。
特にアグロ向けの赤と緑の下記2枚が複数枚とれるようなケースは検討の価値が大いに上がります。

逆に、ロングゲーム向けの下記2枚は、無理に単色化を狙うよりも《他所のフラスコ》とのコンボを狙ったほうが良い結果を生むかもしれません。

そもそも《知識の流れ》はアンプレイアブルかも…

単色デッキ=特定の1色のカードしか使わないデッキではなく、単色をベースにして複数の色のボムレアをタッチする構成も、上記17landsのデータには含まれています。
本環境はコモンの《進化する未開地》《エネルギー屈折体》に加え、旧枠再録カードにも《彩色の星》《他所のフラスコ》といったカードアドバンテージで損しない色マナサポートが豊富ですので、序盤~中盤の動きを単色ベースで安定化させつつ強力なボムレアをタッチする構成は、一つのモデルケースになると思います。


カード個別評価

前回の下馬評記事に載せたTierリストの修正版を以下に記しております。
旧枠再録カードについてはまだデータも当方の経験も少ないこともあり、現時点では再評価を割愛させていただきます。
 →旧枠再録カードの再評価も追記しました!(11/21)

大きく評点を変えたカードについては追って記事化させていただきます。

コモン

アンコモン

レア・神話レア

旧枠再録カード

7勝デッキ例(一部11/25追記)

最後に、半分自己満ですが、筆者がプレミアドラフトで7勝したデッキリストを3件共有します。

7-1 WBg

アーリーアクセスのため17landsデータなし

ギミックを重視した構成。
《行き届いた採掘》✕各種蘇生or《マイトストーンとウィークストーン》
《土の帰還者》✕《人体改造機の供犠台》and/or《狂気の祭殿》
で勝利するデッキ。

配信していたので、以下にリンクも添付します。

7-0 WGu

無傷完走デッキです。
ランプを意識しながらも、序盤凌ぐために軽量クリーチャー・除去も多めに採用しています。
ギミックとして《白金の天使》✕呪禁付与スペルを搭載し、これを対処できなければLO勝ち可能な構成としています。(これで2勝)

配信していたので、以下にリンクも添付します。

7-0 UB

こちらも無傷完走デッキです。
環境の負け組カラーの青黒ですが、人気がそこまでないこともあり、キーカードを上手く集めるとかなり強力なアグロを組めます。
このデッキは《痛ましい苦境》以外にレアは入っていませんが、強力なアンコモンを軸に安定感あるゲームを展開できました。
セカンドドロー自体が事故防止になるのも非常に好感が持てます。

配信していたので、以下にリンクも添付します。

7-1 WU

初手《天空射の士官》なのでそりゃ強いのですが、しっかり兵士にまとめ上げられたのも良かったです。
個人的なおしゃれポイントは3枚の《ヨーティアの前線兵》と2枚の《機械力》
明らかにテンポで押し勝つデッキなので、上記2枚を再現性よく引き込めるのは重要でした。

7-1 UB

2度目の青黒での完走
マルチカラーアンコモンの中でも《統合の福音者》はタッチされるようなカードではないため、青黒が空いているサインとして分かりやすいです。
《塹壕の忍び寄り》や《喉鳴らしの選定者》を含め、空いている卓でキーカードを複数枚ずつ取れたのが今回も勝因ですね。


宣伝(11/25追記)

 おだんごさん主催の第2回-●●●-杯(お団子杯)が12/4(日)に開催予定です!!
 参加費無料なのに賞金総額は¥60,000と超豪華ですので、是非奮って参加ご検討ください!!
 フォーマットは兄弟戦争BO3シールドですので本記事の主眼・ターゲットとは少し異なりますが、それでも環境初期の理解度UPの助けになれば幸いです!
 詳細は以下より↓↓↓

 また、葉寺愛祢さん主催の第36回はでらCSもスペシャル大会として開催予定です!!
 こちらも参加費無料なのに賞金総額は¥40,000と超豪華ですので、是非奮って参加ご検討ください!!
 2回の予選(12/3・12/8)と決勝に分かれて開催予定でして、フォーマットは兄弟戦争BO3ドラフトですので本記事のターゲットとドンピシャです!!
 少しでも活用いただければ本望なのです!
 詳細は以下より↓↓↓


おわりに

以上、相変わらず雑多ですが筆者なりにこの環境の全景を早期に言語化してみました。
まだまだこの環境は研究されていくと思うので、この理解を覆す変化が訪れ、再度記事にする必要が生じることを期待したいです。

ここまでご拝読いただきありがとうございました。
次回、この環境理解を基に、個別カードの中でも下馬評を覆したカード達にスポットライトを当てた記事も執筆したいと思います!

それでは!また次回記事か配信でお会いしましょう!
バイバイ、さよなら、再見

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