やまあい村

「山でできることを」 熊本県菊池市の山奥/農林業家/ 放牧豚「走る豚」🐖💨/原木椎茸…

やまあい村

「山でできることを」 熊本県菊池市の山奥/農林業家/ 放牧豚「走る豚」🐖💨/原木椎茸🍄/無農薬の野菜🥗/無農薬棚田米🌾/栗🌰/こんにゃく芋🥔/平飼い有精卵/等を 生産している小さなオーガニック農家です

最近の記事

ハムキュウサンド

お世話になっている東京都中央区日本橋のハシノクチ(@hashinokuchi_ )さんから送っていただいた、走る豚のハムキュウサンド(の画像)。暑くてもペロリとイケちゃいそう。隣のビールがまた唆ります。 今日はたむらパンさんのカンパーニュ、吉田牧場さん(@yoshida_dairy_farm )のラクレットチーズ、走る豚のハムを使ったオープングリルサンドもあるそうですよ? #ハシノクチ #サカエヤ #吉田牧場 #やまあい村 #走る豚 #やまあい村育ちの自然豚 #森の

    • 陰日向に咲く

      今年も見事なにんにく農家さんの向日葵畑。 にんにくを収穫した後に、緑肥として植えておられるご様子。この暑い中、みんな太陽に花を向けているんですよね。 「顔を上げてお天道様に顔向けして生きていくんだ」 って教わっているようで、私も振り返って燦々と降り注ぐ日光の太陽さんに… ぎゃああああ~がぁ~!! あ~あ~目がぁ~目がぁ~!! あ~あ~目がぁ~あ~あ~!! #菊池市 #旭志 #向日葵畑

      • 牧場になる

        豚を放牧して走る豚として育てて、もう20数年になります。畜舎で飼うほどではないにしろ、やはり動物を飼う以上、夏場はハエや蚊、アブなんかも出てきます。 ところがここ数年、そういった虫が少ないなと思っていたら、夏場の早めの時期にトンボがかなり増えていることに気が付きました。 暑い日もスイスイ飛んで、ハエ、蚊、アブ等を捕食して、数を調整してくれているようです。自然から切り離すのではなく、ある程度残しておけば、バランスを取ってくれる生き物やシステムが働くのだと考えると、人が知って

        • 暑さには木陰を

          竹林を切り拓いて豚さんたちを放しました。竹林の中は濃い影で風通しも良く、過ごしやすいようです。猛暑日でもわりとひんやりしています。 せっかく建てた小屋に帰ってこなくなりました(笑) 毎日の点呼が大変になりました(笑) #やまあい村 #走る豚 #やまあい村育ちの自然豚 #森の豚さん #森の放牧豚 #ランポーク

        ハムキュウサンド

          ナナフシ

          ナナフシをよく見かける季節になりました。草木に潜んでいる時は本当に見つけるの難しい虫です。 足が取れやすく自切して逃げるし、全体的に細い割には自重の四十倍のものを運搬できるらしく、運搬用ロボットの開発の為に研究されているとか。 生命は人から見たら複雑怪奇。基礎研究って色んなところで成果を発揮します。大学等の研究の予算が減ったりとか耳にしますが、直ぐに成果を出さなくても重要な研究は遠回りでも大事にしたいですね。 例えその成果だけ奪われても、基礎の基礎が無ければ有効に活用で

          スタンダード

          希少価値とかじゃなくて 人気爆発とかじゃなくて 変わった食材じゃなくて スタンダードでありたいんです。 ひっそりと。 #やまあい村 #走る豚 #やまあい村育ちの自然豚 #森の放牧豚 #森の豚さん #ランポーク

          車中泊用車ホテルっての考えてみた

          日本各地の観光地の道の駅とかパーキングエリアとか、キャンプ場とか広いところにキャンピングカーや車が入れる断熱ガレージをいくつか作って、車ごと入って1泊数千円でエアコンとか暖房入れるの。窓も付ける。入口はシャッター下ろして鍵もかける。 各地で宿泊代がインバウンド向けになったりしているし、宿泊施設も足りないらしい。車中泊用グッズ揃えても夏場は暑いし、窓開けると蚊が来るし、網戸は防犯的に心配だし、エアコンの為だけにエンジンかけるの微妙だし。冬場は寒い。 なので車ごと適温なガレー

          車中泊用車ホテルっての考えてみた

          食べ手

          娘が、小学校の家庭科でゆで卵の作り方を実習してきた!と家でもゆで卵を作ってくれた。とてもおいしい。 うちの農場の卵だったからかもしれない。 塩がちょっといい奴だからかもしれない。 でもそれ以上に。 卵を予め冷蔵庫から出し、常温に戻して、学校で習った通りに思い出して、半熟になるように時間と火加減を一生懸命調節する娘の姿を見ていたからだろう。とてもおいしい。 素材も、下拵えも、調理も、調味料も、技術も、もちろん大事なんだろうけれど。何処で、誰と、どのようなシチュエーション

          油断

          「ヘソ天(犬や猫が寝ている際におヘソが天を向いている様)」という言葉がありますが、これはあまりにも油断し過ぎでは? 確かに農場は私たちが管理しており、天敵も危険も無い状態ではありますが…。野性をちょっと忘れ過ぎなんじゃないかと思う今日この頃です。 #やまあい村 #走る豚 #やまあい村育ちの自然豚 # #森の放牧豚 #森の豚さん #ランポーク

          築地井手

          菊池市街地の下を水路(井手)が走っています。 菊池川から取水して、あちこちの田畑に水を送る。昔は洗い物や野菜果物を冷やすのにも使われていたとか。時々改修工事をしてはあるものの、これを造らせたのは約四百年前の加藤清正公。石工さんたちの仕事が美しいです。 動力を使わず、治水利水をする、何と素晴らしい。何も無いように思える田舎の資源(或いは観光資源)は、生活や文化そのものだと思える光景です。地元の人たちの活動で、蛍も結構出るんですよ? #菊池市 #加藤清正公 #徒然 #菊池観

          【栗ノ花】

          今年は梅雨並みの雨が冬から春先に来たせいか、あまり梅が取れませんでした。その代わりとというか何というか、梅雨が遅れた分、栗ノ花の時期が長く、耳を澄ませば蜂や昆虫たちの羽音がよく聴こえてきます。 蜜を取り、受粉させる。人は社会的な動物と言いますが、地球上の生き物の生き様を見るに、全ては社会的な生き物と言えるのではと思います。 受粉するチャンスが多かったから、これからの天気や台風にもよるけれど、栗は沢山採れると良いなぁ。ちなみにやまあい村の栗は農薬除草剤肥料未使用の利平栗です

          へびいちご

          木陰にて。 食べないとわかっていても、 どうしてこんなに美味しそうなのでしょう。

          年々歳々花相似 歳々年々人不同

          ※過去pic 毎年同じように花は咲くけれど、人は同じようにはいかないものだという意味の漢詩です。 今年は気候の影響か桜の開花がだいぶ遅くなって要るように思います。春先の雨も多いです。でも咲き始めの雨に濡れた桜も素敵ですし、雨が今から降ってくれると水の少ない山地でも田植え準備が捗ります。 ひょっとしたら長いスパンで見たら、花も人も少しずつ変わっているのかもしれません。環境を急激に変えることをしないようにしつつも、人も変化に合わせる必要があるのかもしれません。 #やまあい

          年々歳々花相似 歳々年々人不同

          乙事主

          豪雨の後。 豚さんたちが掘った穴に水が溜まり、身体中に泥を塗って遊びます。 豚はヒトのように身体中に汗腺が無く、鼻の頭くらいしか体温調節ができません。それでいて筋肉の量はヒトより遥かに多く、体脂肪率も15%前後(人間だとアスリート並み)です。筋肉の量が多いと体温も高いので、身体に水や土や泥を塗って気化熱で体温を下げます。身体のダニ等の寄生虫を落とす役割もあります。鹿や狸も同様のことをしますし、鯨のブリーチング、鳥類や哺乳類の砂浴び、ヒトの入浴や水浴びもそうですね。 哺乳

          菜の花畑

          村の棚田です。 真ん中付近の真っ黄色の菜の花畑がうちの畑(笑)いよいよ田んぼをする人が減ってきて、水路の維持も困難になってきました。田んぼは栗山や畑に変わり、それもできないところは藪になり、自然に還っていきます。 災害時や食料輸入に何かがあった時、有事には中山間地域の田畑や環境がカバーしてくれる能力があるのですが、経済の合理性に押されて消えつつあります。きっと日本全国で。 何とか人の生業を為すことで遺していきたいです。 #やまあい村 #走る豚 #やまあい村育ちの自然豚

          銀竜草、幽霊茸

          この春は梅雨かと思うほど雨が頻繁に大量に降りました。 森の中も普段あまり見かけない花?が。ムーミンに出てくるニョロニョロに似ていますが…。 調べてみるギンリョウソウ(銀竜草)またはユウレイタケ(幽霊茸)と言うそう。そういえば「西の魔女が死んだ」という小説(映画にもなりました)にも出てきました。 人にとって大きな気象の変化も、農家には計画の狂いや栽培に不利益をもたらす違いも、見方を変えれば新たな出会いや、気付くことに繋がるのかもしれません。 どんなに社会が変わろうと、人

          銀竜草、幽霊茸