オンライン時代にリアルで過ごすということ
今日は、数年前に一緒に働いていた先輩に会った。
この時の記事(→★)に書いた、辛いときの境遇が一緒だった先輩だ。
久しぶりに会って、過去のこと、会っていない間に起きたこと、今の話など、数年間の空白を埋めるように話した。
話しているうちに、過去の記憶がどんどん蘇ってきた。
日々の生活を過ごしているうちに、忘れていたことを思い出した。
過去には戻りたいとは思わないけど、あの時はあの時で必死に生きていて、楽しいことも辛かったこともあった。
先輩と別れるときに、なんだか寂しくなった。
当分会うのが難しいからだろうか、
過去を思い出したからだろうか。
理由は分からないけど、なんだか切ないような不思議な感情だ。
帰り道の電車の中でも心が痛いというか、ズキっとした。
日々、SNSで友人の状況を知ったり、オンラインで話したりすることはよくある。
しかし、オンラインでは別れ際にこのような切ない気持ちになったことはなかった。
こんな気持ちになるのは、一緒に働いてきて、苦楽を共に過ごしたからこそ、思い出があるからだろうか。
オンラインは気軽に繋がれる良さもあるけど、
こうして色々な思い出を共有できるのもリアルで同じ時間を過ごしていたからだろう。
リアルで一緒に過ごすことの大切さを、心の痛みで思い出した。
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