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あらうんど・ないんてぃー5より続く
保身のためスキマバイトに出たのはいいのだけれど、母のケアはケアである訳で、色んな意味で家族だけで見る限界を感じるようになっていた。
そこで、有償のボランティアサービスを使おうと思い立ち、社会福祉協議会(社協)に電話をかけた。NNさんのススメもあったし。

実は、以前ボランティアサービスの申し込みだけはしてあってその時以来の電話だったのだが、Kさんは私のことを覚えていて下さって、地域包括センターへも連絡し担当職員さんと一緒にいらしてくださるという運びとなった。

なんてありがたいんだ!

が、本人がいると言えない事もあるので、ざっくり現状をまとめてメールしておく事に。
以下、メールで送った現状。

母の件

現状について

とりあえず、食事、洗濯、入浴などは一人で出来ております。
散歩が好きで管理事務所まで3000歩~5000歩、ほぼ毎日歩いております。
身体的には、脳にスキマがあるがそれは年齢なりのもので心配は無い。心臓の弁膜も完璧に閉じないという問題があるものの、年に一度の検診でOK。耳は遠く、ほとんど難聴に近いとのこと。
90才という年齢を考えると、耳が遠い以外は健康な方なのではないか?と。


3月19日現在のルーティーン

カイロプラクティック(月に3回~4回 )
歯医者さん(毎週月曜日)・・・いつか終わります。
買い物 (毎週2回)カイロや歯医者さんのついでにという事が多いです。
カゴの教室 (自宅にて不定期開催)
卵の回収(予約してある卵を引き取りに行く)
その他、来客、郵便局、温泉など。
朝市(夏場)、山菜採り(春)、きのこ採り(秋)
その他、雪かき、草刈り、木の伐採、薪の用意などは個別にお願いしております。


サポーター

長女・・・カイロ、買い物、歯医者、郵便局、来客etc。生活関連の統括。
長男・・・卵回収、雪かき、力仕事、全体の統括。
長男の配偶者・・・買い物、温泉、朝市。
次男・・・千葉県在住のため、口座管理、資産管理など。
孫・・・買い物、温泉、お出かけ、朝市。

母に関する情報は、どんなに小さなことでも兄弟LINEで共有するようにしております。


気になる点

1、買い物に行った時、品物を選べない。よく表示を読まないので、商品の違いなどを丁寧に説明する必要があります。

2、自動レジで2回スキャンしてしまったりフリーズする場合があります。→自動レジはNG

3、有人レジで行列ができているにも関わらず、小銭を出そうとしたり落としたりします。動作がスローになってきているような?

4、郵便局のATMは急にハードルが高くなり、振り込みなどの操作が難しくなりました。サポート必須です。→次男がネットバンクから振り込みできるようにしましたが、本人的には、自分で管理したいのだそうです。

5、レジやATMで、行列が出来ていても気にならないようです。

6、ちょっと置いたモノが分からなくなるなど、短期記憶が怪しい時があります。本人も自覚あると申しております。よくモノをなくすようになったような?

7、以前からそのような傾向はありましたが、同じ話を繰り返す頻度が急に高くなりました。まことに失礼ながら兄弟間では「壊れたレコードトーク」(壊レコトーク)と呼んでおりますが、サポーターにはこれがかなり辛いです。特にカイロ往復がキツいです。

8、力が無くなったせいか、鍋が汚れがちです。

9、買い物の際、お札を間違えて出したりすることがあります。

10、特に人恋しいというタイプではありませんが、それでも3日とか誰も行かないと電話がかかってきます。


今後について

近親者の方がいい事と近親者以外でOKな仕事を分けたいと考えております。
カイロプラクティック送迎などは、近親でなくてもOKなのでボランティアさんにお願いしたいです。
冬のことを考えると、雪道OKな方を希望いたします。あと、壊レコトークが気にならない方。
掃除補助などもボランティアさん希望です。
但し、本人は耳が遠く連絡取りにくかったりもしますので、長女とLINEでの連絡を頻繁にできる方にお願いしたいです。

と、ここまでレポート。

レポートについては、弟達にも読んでもらい確認を取ってから送信した。
いわゆる認知症の中核症状段階なのだろうなと思う。これが、徐々に周辺症状へ移っていくのだろうが、なるべくゆっくり進行してほしいものである。

で、当日、地域包括センターの方によるとプレ要支援者枠が新しく出来たとのことで、チェックリストの点数によってはその枠を使えるかもしれないとの事だった。また有償ボランティアの方は、冬の送迎が厳しく雪道可能な方が少ないので探してはみますが、急には間に合わないという事だった。

が、便利屋さんもご紹介いただけるとの事で、ちょっと気が楽になった感はあった。

 翌日、プレ支援者に認定されたとの一報が入り、週に1度、ヘルパーさんが入ってくださる事になった。来週、ヘルパーさんと一緒に相談にいらしてくださるという。

とりあえず一歩前進だ〜!

と思ったら、ヘルパーさんが見つからないとの事でしばらくは家族でのサポートが続く事に・・・。

一歩後退・・・。

そうは問屋が卸さないみたいではある。


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