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”子どもの自己肯定感”が高く育つ!絵本を描いてあげることがなぜ有効なのか?

初めまして! 絵本描かせ屋の、山本メーコと申します。
現在、2人の娘と山の中で暮らしています。

―はじまり―

数年前のある日、幼いこの子の可愛さを一生味わいたい衝動に突如駆られ、娘の雑誌を”本気で”作りました。

<表紙です。可愛い・・・!>
<中身はグラビア撮影や、家族を巻き込んでの特集記事、映画の上映告知など>

この小さい体が成長したその先には、自立が待っています。(とても寂しい…)ずっと一生そばにいて大好きと伝え続けられたらと思うけどそれは無理な事です。
だから、今有り余っている愛情を、“いつか”のために“形”に残しておけたら、ずっと伝わり続けられるのではないだろうか…

「愛情がちゃんと伝わり続けること」は未来の子どもたちの
「一生分の自己肯定感」に繋がるんじゃないだろうか!!

<背表紙は、スーパーモデルを起用したハイブランドの広告>

 この雑誌は不思議な流れで書籍コードが付き、書店にも並びました。
雑誌を見た方から「うちの子でもお願いしたい!」と声をかけてもらって嬉しかったし、いろんな家族の愛情を形に残せたなら最高なので、1度サービス化も考えてみました。けれど、制作費やカメラマンなど外注価格も含めて100万くらいかかってしまいそうだし、家族マルッと参加してもらう必要や、時間もかかってしまうことから沢山の方に体験してもらうのは難しいと思いました。

とはいえ、

「愛情を未来に残す」ことを誰でも気軽に叶えられるようにしたい。

お母さん1人でも気軽にこの雑誌と同等か、それ以上に
「愛情を未来に残せる」ものは何かないだろうか…
と、思っていたそんな折、一つ思い出したのは、母が私に絵本を描いてくれたこと。
 それは、私が主役の、世界でひとつの私だけの愛情絵本です。

―私の絵本体験―

 当時、私は思春期で、絶賛反抗中でした。母も私も、お互いに意地を張り合っていて何かとぶつかっていました。「大事なあなたのためを思って!」なんて言われても押し付けがましさしかなかったし、ほっといてほしい気持ち!
 そんな、グレ散らかしているある日、数年ぶりに寝室からこの絵本が発掘されました。「バナナジュースを作る」という、ただそれだけの内容の絵本なのですが、この「バナナジュース」は、幼かった頃、まだ妹が生まれる前に母と一緒によく作っていたのです。シミのついた古い絵本を開いた瞬間、バニラエッセンスの香りと、抱きしめあい頬を擦り合わせた当時の安心感、純粋に愛情を交換していた記憶が蘇りました。この絵本は、ただ私のいる日常を母が愛しんでくれたそのままの瞬間を伝えてくれます。不安定な成長過程、孤独や挫折のたびにこの絵本を開くと、じわじわと伝わる愛情に心が潤って、また立ち上がる勇気をくれるのです。

―思春期は、愛情がすれ違う時がある―

 私のように、思春期は複雑で「愛情」が「伝わりにくい」場合があります。小さい頃はただ抱きしめて、何かひとつできるようになったら喜んで褒めて「自己肯定感」が高くなりやすい関わりをたくさんしてあげられます。しかし、成長と共に“できること”より“できないこと”が目に留まりやすくなってしまうもの。親なら、そこを補いサポートしたくなります。 私の母も、習い事や学習体験などたくさん与えてくれ愛情を注いでくれました。もちろん、今の幸せに繋がっているし、感謝もしています。
 しかし、母は、自分とはまるで違う“好奇心旺盛な私“の理解に苦しみ、すごく心配していました。私は、心配されてしまうような自分に対しての心苦しさも入り混じり、愛情を窮屈に感じてしまっていました。
 親が注いでくれていた愛情を私はうまく感じ取れなくて、自己肯定感も次第に下がっていきました。母が悪いわけでも私が捻くれているわけでもなく、問題は、ただお互いに本音が“伝わっていない”ということでした。
 
 思春期は「自分の未来」について初めて具体的に選択する時期でもあります。自己肯定感が低いと、未来を選び取るときに、親や周囲の反応に流されそうになる。誰の人生を歩んでいるのか分からない。もちろん、それでも幸せになれる子は居ると思います。けれど、私はそんな自分の状態がイヤで反抗していたんだと思います。当時、私が欲しかった愛情は、教育や学習よりも「ダメなところも含めて、ありのままを認められている」という実感でした。
そんな時、寝室で絵本を見つけました。私のいじっぱりを緩和させてくれて心に余裕が生まれ「すでに十分認められている」ことを思い出したのです。
  
 時として、与えられた愛と、欲しい愛の形が違うと、愛情はすれ違い、悲しい事に「大好きだよ」の言葉ひとつ素直な形で伝わらなくなってしまいます。

 だから、私は母に倣って娘に「絵本」を書きました。「愛情を未来に伝える」準備をしたのです。

思春期になった時、娘たちとどんな関係になるのか想像がつきません。当時の私みたいに憎らしい態度をするかもしれないし、自分の未来に夢中になって背中を向けて遠くへ行ってしまうかもしれない。今みたいな純粋な関わり方とは変わってしまうことは、安易に想像できます。
 だから今のこの純粋な愛情は形にして残したいと思ったのです。この瞬間、沢山の愛情を伝えて一生分の揺るがない自己肯定感を育ててあげられたらいいのにと願うのですが、「愛情」はちゃんと伝わらないと効果を発揮しません。ちゃんと伝わっているかどうか、さらには、それが伝わり続けることはとても難しいなぁと思うのです。

―手紙やアルバムよりも、絵本が一番効果的な理由―

 「愛情を残す」ための“形”は他にもアルバムや手紙などにすることもできます。
 家族で愛情を交わした思い出を鮮明に蘇らせてくれるのがアルバムのいいところ。けれど、アルバムは家族のものという要素が多く、”自分だけに注がれた愛情”というより”家族愛の記録”になってしまいがちです。自分の写真写りがワルかったりしたら現実にすぐ引き戻されてしまいます。
 手紙は手軽ですし、本心を伝えられて愛情実感も高く、読んだらきっと泣いちゃいます!想いがダイレクトに伝わることが手紙ならではの良さでもありますが、タイミングによってプレッシャーになる可能性があり、あまり気軽に読めない気がしています。泣いちゃうから!形状も薄いので仕舞い込み、本棚みたいにスッと手に取れる場所には置いていないでしょう。
 
 絵本のいい所は愛情がポップに優しく伝わる所です。自分を主人公にして自由に広がる世界は、大好きなお母さんが幸せを願いながら描いた世界です。こんなに勇気が出ることはありません!どんな内容や絵でもちゃんと絵本になります。お母さんが絵本を描いてくれたという事実は、それだけで「絶対に愛されている」証拠になります。
 けれど、実際自分が絵本を描くとなると、“絵心がないから無理”と、思ってる方も多いと思います。今まで絵本のワークショップに参加していただいた方の、全員が「絵が苦手!」とおっしゃっていました。確かに、ページ数があるのでちょっと大変ではあります。けれどこれは「絵本作家になる」ための上手に描くワークショップではなく「愛情を未来に伝える」ワークショップです。ですのでむしろ、絵は苦手な方が愛情は伝わります!(だって絵が苦手なお母さんが、苦手を乗り越えて描いてくれた絵本って、子どもの何よりもの勇気になります。)そして、ちゃんとみなさん素敵な絵本を描きあげ、愛情体験をシェアしてくれているのでご安心ください。そして、このワークショップでは、絵本を“贈る”所までをワークショップとしています。なぜなら、プレゼントされた子どもの表情が、なんとも言えない凄くいい表情をするのです。感動します!ぜひ写真や動画に記録して一生の宝物にして欲しいです!!

―絵本のワークショップに実際参加された方の声―

「絵本を作ってみて、本当に世界が変わりました」(I.Wさん)

これはですねえ、本当に世界が変わりました。
自分に絵本が書けるなんて、全く信じていませんでした。でも、時にプレッシャー、時に技術指導、時に褒めてもらうと自分では考えられないような成果が出せるってことを知りました。
この体験は才能の開花がどうとかいう話ではなく、自分のようなモチベーションの低い(というか皆無に近い)人間でも、プロの応援を受けると頑張れるという発見が出来たことが最大の成果でした。

メーコさんが人を導けるのは、“メーコさんご自身の経験”によるものが大きいと思います。
このことから、「超絶ネガティブ」で「モチベーション0」な性格は、私の最大の武器であることに気付くことが出来ました。


「横で見ていた私の両親が予想以上にうるうるしていました(笑)」(M.Jさん)

コンセプトに共感して参加しました。渡した時、本人は予想外の出来事に、最初状況が飲み込めないような「え?なんでなんで?なんでママが絵本!?」みたいな感じでしたが笑
喜ぶと同時に、若干対抗意識を燃やしていたのが面白かったです(本人も絵が得意と自認しているので)じっくり観察しながら何度も読んでいました笑
最後の追い込みで線や色で表現をしながら、絵を描く事による癒しを感じました。大好きなもの(我が子)を描くのは楽しいですね。作品作りの面白さを感じる事ができました♪

あと、絵本のメッセージを横で見ていた私の両親が、予想以上にうるうるしているのを感じ、おお、と思いました。最初は両親の前で渡すの恥ずかしいな、と思いましたが、見せて上げれて良かったと思いました。
大変ではありましたが、やってみて良かったです❤


「嫉妬しちゃいそうなぐらい素敵なサービスでした!」(YOKOさん)

最初は絵本描くのたのしそ~と思って参加しました。最初の個人セッションの時に、自分のヒストリーを振り返るいいきっかけになったことと、あとは個人的には作業部屋での会話や交流にとっても価値を感じています。
自分にコンプレックスなどがあって自信がくなってしまいそうなお母さん、なんかわからんけど、モヤモヤってしてる人におすすめです!(メーコさんがそのモヤモヤを見つけてくれる)

誰か(時には自分)を想う時間って、なかなか自分では取れない時間だったりするので、絵本というものを通して、そういう時間を味わうって凄い素敵な事だなって思っちゃいました。嫉妬しちゃうくらい素敵なサービス♥♥
沢山の方にひろがっていったらいいな~♪ 応援しています!

ー自己肯定感を育む「絵本の描き方セミナー」やっちゃいますー

 ひとりでも多くの子どもたちや大人に、絵本体験をしてもらいたい!
そんな思いで普段私は、9歳までに贈る「世界でひとつの絵本のワークショップ」をやっています。
 今回のセミナーでは、全5回のワークショップでお伝えしている内容を、ギュッと90分に詰め込みました。
もっと具体的に、
「子供の自己肯定感を育む絵本の描き方」についてお伝えします。ストーリーを作るときのポイントや、どうして絵が苦手な人が絵本を描けるのか、手描き絵本のもたらす、親子にとっての尊い効果までお伝えできたら良いなと思っています。

 子どもたちは、成長過程もそうですが大人になってからも友達と喧嘩したり失恋したり、挫折や失敗も経験して乗り越えて、いつか自立していきます。“親に心配をかけないように”と、言えないことも増えていくでしょう。私たち親はいつでも勇気になるような存在でいたいと思うけど、コメントが的外れな時もあるだろうし、安心させられる答えを持っていないかもしれません。子どもたちが不安や孤独に苛まれた時に、「愛されてる」ことだけを思い出せたら、前を向く力を取り戻せると思うのです
 ただそばにある。そういう愛情を子どもに残してあげられたら、私たち親も、心強いのではないでしょうか。
 
 あなたの世界でひとつのお話を聞かせてもらえる日を楽しみにしています♪
それでは、セミナーでお会いしましょう!

―講師プロフィール―

山本メーコ
作詞家・「人生をPOPに!」

福岡県北九州市生まれ。幼い頃から絵を描く事と歌う事、妄想が大好きでごっこ遊びや人形遊びが大好きだった。

思春期には反抗期も経験し、実家から出たい一心で美術大学入学(東京工芸大学)。
その後、音楽の仕事をしながらデザイナーやイラストレーターとして活動。(別冊カドカワ挿絵・TVBross挿絵・無印良品イラスト等)

現在は作詞家をメインに、神奈川県の田舎で娘2人とネコと暮らしています。作詞家をしているうえで心についての事も身についていきました。

女の子(ママも!)がもっと自由で気ままになったら
ぜったい毎日が華やかになるし明るくなるし、夢は形になっていきます。
創造のお手伝いを、ユーモアと気軽さでサポート。
一度しかない人生。一緒にPOPに愛を遊んで彩りませんか?

【開催概要】

タイトル:自己肯定感を育む「絵本の描き方セミナー」
日時:2022年6月9日(木)22:00~23:30
講師:山本メーコ
モデレーター:やまけんさん(天才研究家の山田研太さん)
会場:ZOOM
参加費:初開催価格1,100円(税込)
定員:20名(先着順)
申込はコチラ:https://0609ehon.peatix.com   
*時間帯によってページが重たくなる可能性があります。
運営:株式会社ホンモノ

追伸、

今回は先着20名で締め切らせていただきます。
また、お子さんの寝かしつけが終わりそうな
時間帯に開催しようと思い、今回22時スタートにしてみました。直近の日程ですが、この文章を読んでピンと来た方がご参加できますように!


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