自分にとって大切なことを因数分解してみた

自分にとって大切なことって何だろう

noteに書きたいことが多すぎて、とりあえずお題のものから選んで書いてみようと思った。
そこで出会った「自分にとって大切なこと」というお題。
じっくり考えてみた。
考えれば考えるほど「自分」と「大切」という言葉がゲシュタルト崩壊しそうだ。

好き＝大切じゃない気がしてきた

「自分」の「好き」が大切なものになるのではないか。
と考えた私は頭の中に好きなものを並べてみた。
お気に入りの映画、ディズニー、親友、家族、自分の部屋、気に入ってる洋服、腹がちぎれそうになったくらい笑った思い出…
「好き」はもちろん私をかたどる。そして励ます「自分にとって大切なこと」「もの」
でも、今の自分が形成されてきたのって「好き」だけじゃないよなあ。
と頭の中の自分を形成するものを置く棚に「好き」だけを置いてて気づいた。

全然嫌いなんだけど。でもそれも私の一部で大切。

例えば、私は小学生の頃ミニバスケをやっていた。
土日に小学校に体育館で練習したり、試合したりするのだが、
これが大嫌いでたまらなかった。
(写真はその当時のもの。スポーツ用品店の前で撮影。バスケで使うものなんて何もいらないからただただ辞めたかった)
下手だし、怒られるし、始めた時から何も楽しさを見いだせなかった。
仮病を使って休んだりしていた。でも母も父も辞めさせてくれなかった。
（やまのうち家は私以外が根っからのスポーツ一家）
いや、それでなにが言いたいかって、今ではそのバスケの経験に感謝しているということだ。
バスケをやってたから…足が速くなった、中学でも運動部に入った(運動部に入るという選択肢が増えた)、小さいことで何かをあきらめなくなった、友達ができた。
嫌いが私に選択肢を増やして、友達を増やして、しかも根性まで与えていたのだ。

結局お前が言いたいことは何なんだ

結局色々考えた「自分にとって大切なこと」は、自分の生きている今の経験を少しでも未来につなげることなのではと思うのだ。
辛いなと思うとき、母がよく私に言う「無駄なことなどひとつもない」という言葉が薬や呪いのように染み染み染みわたる。
うん。自分にとって自分、自分の周りで起きていること全部大切。
そういう答えにたどり着いた。

いやいや、タイトルで「因数分解してみた」とか言ってるけど、
全然因数分解してないじゃん。というご指摘は真摯に受け止めます。
「因数分解してみた」ってかっこいいから言ってみたかっただけです。ごめんなさい。

#自分にとって大切なこと