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そういうメールってアリ、ですよね?

最近ウチの会社にも途中入社の人が増えているのですが、そういう人たちから社内メールをもらって、ときどきびっくりすることがあります。メールの書き方が、なんか根本的に違うのです。ああ、これがきっと企業文化というものなのだろうなと思います。

例えばある人に私がメールを送ると、「拝読いたしました」「とりあえず御礼でございました」などという返事が来たりするのですが、これって皆さんの会社でもそうですか?

「です・ます」調どころか、「ございます」調ですよ! 初めて見たときは、社内の同僚にそんな書き方するのか!と仰天しました。ウチの会社ではそんな書き方する人、ひとりもいませんでした。

で、思わず、「前の会社でもそんな文体のメール書いてたの?」と訊いてしまいましたが、もちろん、書き方が悪いとかではないので咎めたりはしません。

でも、メールの書き方については、たまにとやかく言う人がいますよね?

その人はメールというものに絶対的に正しい書き方というものがあると固く信じて言ってくれているのでしょうが、しかし、メール(初期の言い方だと「電子メール」、そのあと「eメール」)は世間に登場してたかだか 30年です。

何百年も何千年も歴史がある手紙と違って、それほど作法が確立しているとは思えませんし、それに私はメールというのは手紙などと比べてはるかに自由なメディアだと思っていますし、そうあるべきだと信じています。

だから、他人に何と言われようとも(笑)、私が書くのであれば自分で適切だと思う作法で、自分が好きな文体で書いています。はい、好き勝手に書いていると言われても仕方がないのですが、でも、好き勝手は好き勝手でも、ちゃんと意識しての好き勝手です。

例えば、仕事のメールであっても相手が社内の人であれば、私は冗談やダジャレを挟んだりします。もちろん毎回必ずそんなことを書くというわけではなく、その時の内容次第ではありますが。

社内だけでなく、社外の人に対してもできるだけ(ワンポイントの)“おちゃらけ”を入れます。あくまでできるだけ、できうる限り、つまり許されそうな範囲内でのことですので、相手が初めてメールを送る人の場合や、お詫びのメール、緊急の案件では、そんなこと書かないのは言うまでもありませんが。

でも、意識して、言わばポリシーとして、そういうものを書き足すようにしているのも確かです。ま、大丈夫かなと思えるシチュエーションであれば、仕事のメールであってもエモーティコン(顔文字)を使いますし、アスキーアートの署名を添えたりもしています。

それがコミュニケーションの潤いというものなのではないかな、と私は考えているからです。

そういうメールを受け取ると怒ったり蔑んだりする人もいるでしょうね。もちろんそういう人はできるだけ嗅ぎ分けて、そういう人や場合には努めて固くて冷たいメールを書くようにしています。でも、この用件なら、この人なら大丈夫かなと思った場合は、できるだけ冒険して、ちょこっとそんな潤いを入れるようにしています。

そうすると、たまにいるんですよね、お仲間が(笑)

私の書いたしょーむないジョークにしっかりツッコミを入れてくれたり、自分も書かなくて良い余計なことを書いて返してきたりする人が。

社外の人からそういうメールが来るととても嬉しい気分になります。そういうのって本当にコミュニケーションの潤いだとは思いませんか?

そして、そういう書き方って、あなたの会社では許されていますか?

もっとも、私の場合は、別に許されていなくてもそういう書き方にチャレンジするのですが(笑)

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