見出し画像

外資系ITコンサル、ベンチャー事業企画を経て、ユニコーン企業のPdM職に就いた訳

初めまして、プロダクトマネージャーのyamaです。
株式会社Mobility Technologies(以降MoTと記載)にプロダクトマネージャー職(以降PdMと記載)として入社し、2ヶ月が経ちました。自己紹介含め私がMoTに入った経緯、PdMという職種に転向した経緯のエントリーブログを投稿します。私と似た経歴の方のご参考になれば幸いです。

■主に下記のような方に向けて記事を書いてみます
コンサルから事業会社への転職を考えている方
未経験からPdMを目指してみたい方
プロダクト・サービスづくりが好き・興味がある方
モビリティ業界に興味がある方
MoTに転職をしたい・興味がある方

内容としては、新卒でコンサルに入った私ですが、自社プロダクト開発×キャリアの専門化×課題ドリブンの仕事に興味を引かれて転職をした結果、最終的には伸びしろの大きな業界で、刺激的な職種であるPdMにたどり着いたというお話です。

経歴のご紹介

経歴としては、新卒でITコンサルからキャリアをスタートし、事業企画を経てPdMとして働いている社会人5年目です。

  • 1社目:新卒で外資系コンサルティングファームにビジネスコンサルタント職として入社。Web/ハイテク/ゲーム業界で基幹システムの導入・SIプロジェクトにITコンサルタントとして参画。

    • 良かった点
      ①課題解決力、アウトプットの質やプロジェクトの進め方等学べることが多い
      ②プロジェクトの種類・数が多く、規模感が大きいので、やりがいのある仕事が多い
      ③圧倒的なスピード感や、バリューを出してやり切る能力など社会人としての基礎能力が伸びやすい

  • 2社目:農業系ベンチャー企業に事業企画職として入社。人材事業のアプリ開発や社内システムの開発・運用ディレクション、営業、新規サービスの立ち上げ(PoC)等を担当。

    • 良かった点
      ①自分のアイデアで新たな試みや、サービス開発など挑戦しやすい環境
      ②役割に明確な線引きがなく、幅広い経験ができる
      ③農業界という社会課題に直面した伸びしろの大きな業界で、事業ができる

  • 3社目:株式会社Mobility TechnologiesにPdM職として入社

転職の経緯、MoT入社のきっかけ

ITコンサルからベンチャー事業企画へ

新卒入社時の会社選びは、学生時代にIT系のベンチャー企業3社で2年弱ほどインターンしていたこともあり、社会人としての成長・キャリアの専門性×IT・デジタル領域を軸として入社先として選びました。

2社目の転職活動を始めたきっかけとしては、大きく2点ありました。
①プロジェクトが1年程度の短期で変わることもあり、プロジェクトやフェーズ次第でやることが大幅に変わり、得意な領域を育てることが難しい
②入社前から実証実験(PoC)関連のプロジェクトに興味があり、SI系プロジェクトからの移動が決まりかけたタイミングでコロナ禍に突入し、案件がなくなってしまった
もちろんアサイン先のプロジェクト次第ですが、案件・フェーズによっては短期で終わるものもあります。加えて、SI系は規模感が大きくフェーズが長いため、自分の得意な領域を選んで、経験を積むことに難しさを感じていました。
社内で別プロジェクトへの調整を進めていたところ、コロナ禍に突入し、異動先予定の案件は延期。社外への転職を視野に入れ、転職するのであれば、「高齢化」などの社会課題に直面していて、将来の市場感が大きくなりそうな産業を転職軸にしようと考え、農業界に興味を惹かれて飛び込むことを決意しました。

ベンチャー事業企画からユニコーン企業のPdM職へ

2社目では新米マネージャーとして苦戦しつつ、新規サービスやプロダクト開発をミッションにしていました。自社開発のエンジニアはほぼ不在で、Webやアプリのプロダクト開発を選択肢として持てなかったことや、社内何でも屋のように、本来事業企画がやるべきではない業務が雪だるま式に増えることが当時事業企画をする中で難しさを感じる点でした。

様々な本やブログ・イベント等で情報を収集しながら新規サービス開発や、プロダクトを開発する体制づくりに注力していました。情報収集の中で、PdMという役割やPdMに特化した組織を持つMoTという会社を知りました。その中で、”プロダクトの成功に責任を持つ”PdMという職種に強く興味を惹かれました。
MoTには学生時代のインターン先で知り合った@gotaさんがPdMとして働いており、プロダクト開発の相談をさせていただく中で、モビリティ産業で解決に向かっている社会課題や、MoTという会社・PdM組織・"GO"というプロダクトの面白さを深く知ることとなりました。
1~2社目でも、業務の一部にPdMの役割に近い業務がありましたが、それらを専門の仕事にできる点、業界/会社がタクシーアプリのみにとどまらない成長を描いている点で、自分も同じ環境で挑戦してみたいと考えるようになり、転職を決意しました。PdMとして未経験ではありましたが、ご縁があり入社させていただく運びとなりました。

■新卒時の企業選びの軸
1. 課題ドリブンで意義のあると感じる仕事ができる
2. 裁量があり、社会人として成長しやすい環境がある
3. 専門性のあるキャリアを積んでいくことができる
4. 規模感の大きな仕事に携わることができる
■2社目転職時に追加した企業選びの軸
5. 自社プロダクトがある
6. 自身の原体験に近い、社会課題に繋がる領域で事業を行なっている
7. 事業・プロダクト開発に携わることができる職種
■MoT入社時に追加した企業選びの軸
8. スピーディー感を持ってプロダクトを開発するための体制がある
9. PdMとしてのキャリアを築いていく環境が整っている

実際MoTで働いてみてどうなのか

業界、会社(MoT)について

入社してから知る業界・会社の実態は、想像以上に広がりが大きい点は驚きましたが、それ以上にギャップとして最も大きかったものは、タクシーアプリ"GO"の成長の余地がまだまだある点です。プロダクトとして完成しており、市場の成長限界も近いのかと感じていたのですが、まだまだ市場は大きく作るべきプロダクトたくさん存在している点は今後が楽しみです。
また、MoTという会社は、JapanTaxiとDeNAのMOV事業・DRIVE CHART事業などが統合して誕生したということもあり、タクシーアプリ市場で占めているパイが大きい会社です。今後様々な変化が起きる予兆の多い業界・市場で、一定のポジションが確立されているのはPdMとして働くにあたって、挑戦しがいがあります。

プロダクトについて

①ユーザー向けのプロダクト②タクシー会社向けのプロダクトの2種類がざっくり存在しています。
MoTでは、ユーザーが使うためのアプリだけを提供しているわけではないため、BtoB・BtoCそれぞれの特性を持つプロダクトがあり、それらがシームレスに繋がっています。その上、タクシーに搭載するハードウェアの扱いもあります。1社でここまで様々な特性を持ったプロダクトが存在している会社は滅多になく、PdMとしてのキャリア幅の広がりを感じます。

PdMとしての仕事について

未経験な業界かつ職種ということもあり、入社前はワクワクと同程度の不安感がかなりありました。しかし、実際に働いてみると、チームで働くことが中心のITコンサルタントとしての働き方にとても近く、クライアントの課題解決という目的が、プロダクトの成功(≒課題の解決)に置き換わるようなイメージだと感じました。開発手法や細かな進め方の違いがあるのですが、ITコンサル出身の方にとっては楽しく働きやすく、挑戦しがいのある環境なのではないでしょうか。

最後に

転職前・内定前は業界の将来性はどこまであるのか、PdM職未経験でもやっていけるのか、想像していた体制・働き方と実態がどこまで一緒なのか。などと少しは不安がありましたが、入社をして2ヶ月経って感じるのは、どれも想像以上で働きやすかったということです。
内定を受ける前にもPdMの方やエンジニア・デザイナーの方複数名と話す場をいただき、現場目線の話もお伺いすることができ、かなりギャップが少ない状態で内定を受理できたことも大きかったように感じます。規模感が大きくなっても、柔軟に採用のミスマッチがないように動いていただけたのはとても大きかったように感じます。

長めの記事となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!
私と似た経歴でMoTに興味がある方がいらっしゃれば、是非今後のキャリアの選択肢の一つとしてご検討いただけますと幸いです。

MoTに興味のある方へ

こちらに採用関連の情報がまとまっておりますので、よろしければご覧ください。

カジュアル面談も開催しておりますので、少しでも気になるという方は、まずは話を聞いてみることも可能です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?