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[高校野球]明確な地域差を感じた2023年の春 #7

どうも!かっちゃんです!

今回は最近高校野球の試合を観戦してて感じた「ある事」をについて書いていきます。


皆様は高校野球を現地観戦された事はありますか?

僕は基本的にはテレビやネットでチェックする派やったんですが、一昨年前くらいからちょくちょく現地観戦するようになりました。※とくに地方大会

住んでるのが大阪という事もあり必然的に近畿圏での観戦が多いのですが、最近は奈良、兵庫が特に多いです。

最近でいうと、先週まで3週連続で春季奈良県大会を観戦し、昨日は春季兵庫県大会を観戦しました。

現地観戦したらいつも感じる事があるんです….

「都道府県によって雰囲気やシステムなど全然違うな…」と。

どういう事かというと、最近観に行った奈良県と、兵庫県で比較しても

・奈良県はチケット販売はネットのみで現地購入はできませんが、兵庫県は現地購入できる。

・奈良県の春季大会は空席が目立つ(特に大会序盤)が、兵庫県は観戦者が多い。(昨日は終日立ち見でした)

・奈良県は試合中の声出し応援はほぼ無いものの、兵庫県は応援が賑やかで歌って踊ってかなり盛り上がる。(チーム差はある)

・奈良県は夏以外は勝利チームの校歌斉唱は無いが、兵庫県は春でも勝利チームの校歌が流れる。

などなどパッと思いつく事だけでもこれだけ違いがあります。

小さい事だけでなく、けっこう根本的なシステムまで違いがある…

高野連は各都道府県ごとに組織化されており、地方大会の制度決定においては大方各地域の高野連に決裁権があります。
つまり、1つの「高野連」という大きな組織が全国各地の細かい制度を取り仕切るのではなく
地方分権的なシステムで運営を行なっているわけです。

だからこのようなシステムによる圧倒的な「地域差」「風潮」が生まれます。良くも悪くも。


この事に関しては、内情を全て知らない僕があーだこーだ偉そうにポジショントークするのはいかがなものかと思うのであまり強く言いはしませんが、

盛り上がりに欠ける地域、熱量が低い地域、システム充実に欠ける地域は
どこか高校野球の衰退スピードがはやい気がしています。(参加チームの減少や観客の数)

僕は近畿圏しか知らないですが、全国で見るとこういう高校野球の地域差はもっとあるんでしょうね。

高校野球は、学生の大切な青春の1ページとしても、野球好きにとってのエネルギーの1つとしても、
これからも華やかなものであってほしいです。


そのためには、この高校野球の「地域格差」を迅速に埋めていかないといけないのでは?
そんな事を感じた、そんな2023年の春でございます。

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