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冷え性のアラフィフのためのエイジングケア薬膳焼きそば

週末のお昼や、テレワークでお昼ご飯を自宅で食べるという時、焼きそばなどの麺類の出番も多くなりませんか?

いつでも、具は、キャベツ、もやし、豚肉・・・の方は必見の、具を変えるだけで体がポカポカになりエイジングケアになる焼きそばをご紹介しますね。

具を変えれば焼きそばでも薬膳になる

薬膳では、どんな食材でも体を温めたり、冷やしたりする性質があると考えます。

普段焼きそばの具として、定番の物は、
・キャベツ・・・温めも冷やしもしない
・もやし・・・緑豆もやしは冷やす
・豚肉・・・温めも冷やしもしない
・にんじん・・・温めも冷やしもしない
・ピーマン・・・温めも冷やしもしない
とこのようになります。

冬の焼きそばですから、もっと温めるものを使いたいですし、寒いと弱るのは五臓の「腎」という働きで、「腎」は人の成長や老化と関わる大切なシステム。

ということで、冬にエイジングケアを考えるなら、温めて腎の底上げをする食材を中心に使って作ります。

焼きそばと言えば、キャベツやもやしは必須ですが、もやし(緑豆)はカラダを冷すので今回は使用せず。ピーマンは温めも冷やしもしないので使っても良いのですが、苦みのある食材はデトックスを促すもの。なので冬はあまり使いません。

なぜなら冬のカラダは栄養分などを抱え込もうとするからです。

そこでチョイスしたのは、キャベツにんじんエリンギニラ、最初に炒めたのはみじん切りのねぎショウガにんにくです。

ねぎ・ショウガ・にんにくは温め食材三兄弟で、冬の料理に欠かせません。

泡立つまでじっくり炒めたこの三種類の野菜はどれもカラダを温めるものです、冷え性の方は毎回使っても良いものです。にんにくは生だと強く温めるため、ホットフラッシュや火照りのある場合には使い過ぎに注意が必要です。

ここに、ホタテ海老を入れてコショウ五香粉でしっかり炒めたら、キャベツの芯や人参など火の通りにくいモノからじっくり炒め最後にニラを入れさっと炒めたら、昆布茶オイスターソースで味を整えて完成!

昆布茶にも化学調味料無添加のものがあります


使った温め食材

使った温め食材は

エビ、ニラ、ねぎ、生姜、にんにく、コショウ、五香粉に含まれる八角、シナモン、フェンネル、クローブ、花椒。

昆布茶の昆布は冷やす性質ですが、これだけ温め食材と一緒に食べたらもはや気になりません。

これを一振りすると本格中華味になります


冬に弱る腎を底上げ


冬の寒さに弱いのは五臓の「腎」です。
腎を弱らせることはズバリ老化すること。


冬はとにかく腎の補強が大切です

腎が喜ぶのは魚介類と黒い食材なのです。
例えば海老とホタテ。出汁代わりの昆布茶とオイスターソースもここに入ります。オイスターソースは牡蠣のエキスの濃縮されたものですから。

牡蠣自体は苦手でもオイスターソースが大丈夫なら、冬はさまざまな料理の隠し味に使ってください。

この焼きそば、食べたらポカポカになりますよ。
魚介の出汁で美味しい海鮮焼きそばは冬に食べたいエイジングケア薬膳焼きそばになります。

シーフードは必要な潤いももたらしてくれるから、更年期世代には是非食べて欲しいもの。

牡蠣はその代表なのです!

食材の性質や特性を知っているといつもの焼きそばが簡単に薬膳になるのですよ♪

これを八宝菜として、豚肉やうずらの玉子を加えてももちろん構いません。
豚肉は体を潤わせる肉、うずらの玉子は五臓全てを栄養しますが、鉄分・ビタミン、ビタミンB2と造血を助ける葉酸も鶏卵より多く含まれるのです。

強筋骨と言って、足腰にも良いとされるうずらの玉子ですから、エイジングを気にする人は食べていただきたい食材の一つです。

まとめ

普段の焼きそばの具を変えるだけで、エイジングケア薬膳やきそばになることがわかっていただけたでしょうか?

温める食材と腎の補強のシーフードを使いました

更年期以降は体の潤い不足になりますから、コショウなどで辛くし過ぎないでくださいね。

辛さは温め過ぎて潤いを蒸発させてしまうのでご注意ください。

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