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エキスの抽出された調味料で毎日の食事を薬膳に~ワークショップを開催しました

薬膳を学んだり、なんとなくわかってはいても実践できない人も少なくありません。

実践している人は、半年から年単位で悩みが軽くなり、気づくと、その不調を忘れているというケースもあります。

ですが、本当に体調不良で食事の見直しをしたいという人や、積極的に取り組もうと言う人以外、変化があるまで続けられないケースをこれまでも見て来ました。

薬膳の考え方が身に付いてしまえば、頭で考えなくても自分の体調や天気などから、「今日何を食べる?」と決めて行けるのですが、なかなか難しいのも分かります。

薬膳講師になってから、せっかく薬膳に興味を持ってもらったのになかなか実践できないのが残念でした。

そこで、日々の食事に簡単に取り入れられるものとしてこのワークショップを続けて来ました。

『薬膳出汁醤油作りワークショップ」です。

午前・午後共に録画受講の方も数名ずついらっしゃいました。
お仕事リアルタイム受講が難しくても、zoomなら録画でも受講できるのがメリットです。


エキスを煮出すのは、煎じ薬の考え方

日本人女性が不足しがちな体の構成要素「血(けつ)」や「気」を補う食材を出汁と一緒に煮出して作る薬膳出汁醤油です。

例えその食材が毎日食べられなくても、塵ツモで少しずつ摂ることができるのが調味料に使う利点です。

そして、女性以外でも湿気の多い島国に住み、他の国に暮らす人より消化器系(脾)が弱めな日本人全般に摂って欲しい材料を使います。

それより、ここからもエキスが出汁醤油に抽出されるのです。

漢方薬の元の形は煎じ薬。

材料生薬を煮出して、そのエキスが出た液体を飲みます。

それと同じ発想で、出汁醤油にエキスを煮出し、それを使って日々の料理をしていただくのです。

漢方薬と薬膳の違い

この薬膳出汁醤油が漢方薬のような独特の臭いや味がするものだと思われるかもしれません。

ですが、漢方薬のような出汁醤油を毎日の食事に使いたいと思うでしょうか?

体に良くても美味しくなかったり家族に受け入れられなければ、結局使われなくなってしまいます。

その意味でも、食事として使うものは美味しいことが大前提。

市販の出汁醤油と同じ使い方で、いろいろな料理に使っていただけます。

ご参加くださった方が、早速作られた薬膳出汁醤油を水炊きに使われた時のご家族の反応を書かれています。


『昨日の薬膳出汁醤油のワークショップで教えてもらった薬膳出汁醤油でポン酢を作って水炊きを食べる。
めちゃ美味しい
変わったものはすかさず、「いらんわ」という夫が、「この醤油もっといれてくれ」と
色んな料理に使えそう』


薬膳の本場ではエキスの抽出された栄養たっぷりのスープが重要とされています。

食べて欲しい食材が苦手でなかなか食べてもらえないなら、エキスだけでも(というかエキスが良いので)摂ってもらえたらまずは良しとする。

毎日使えば時短でいろいろな料理に使えて、その都度、必要な薬膳の効能が少しずつ摂れるのです。

しかも家族に嫌がられずに(笑)

作り方のレシピをお渡しするだけでなく座学で薬膳解説付き


このワークショップは座学と実際に作るワークショップの二部構成です。

座学では、使う食材の性質や効能、選び方の説明をします。

意外と知られていない和の調味料の選び方。

特に醤油や酒は料理の味を決める一番大切なもの。これは和食の板前さんも言われています。

選び方が分からず、煮物が美味しくできないという方も多いのです。

ワークショップは動画ですが、お好きな時間にご自宅のキッチンで作っていただけるので、お仕事で日時が合わない方のご参加もあるのです。

手に入りにくい食材は材料キットとして事前にご自宅にお届けしていますし、食材なので手渡しの配達になります。

(以前受講したワークショップでは、留守にしていた日中に材料食材が普通郵便でポストに入れられていたことがありました(涙))

口に入るものなので、材料キットにも気を遣っています。

リクエストいただけたら、5名様以上で開催させていただきます。
ご興味ありましたら、下のお問合せよりご連絡くださいね。


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