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お腹の不調も中医学で分類すればメインのお悩みの解決に繋がります

今日は、『ヘルスビューティー系セラピストのための中医学と薬膳(アドバンス)』の6回目でした。

今日のテーマは「下痢と便秘」

下痢も便秘も五臓の「脾」の不調なのですが、真逆だと思いますよね?

ですが、分類すると同じ原因になりそこにプラス冷えや熱が関係したりします。

メカニズムが分かるとサロンのお客様の直接のお悩み解決に繋がるのです。

ニキビや太り過ぎが一番の悩みでも、お腹の事は必ず聞きます

現在受講中のお二人の専門はニキビケアや痩身です。

下痢も便秘も直接関係なさそうですよね?

けど、ただサロンで施術してもらうだけでなく、これからそのお悩みがなるべく早く解決するためには、その人の体質や今現在体の中で起こっていることを理解することが必要なのです。

検査しなくてなぜその人の体の中がわかるの?と思いますよね?

体の外に出てくるあらゆることがヒントになり、それを繋げて行くとその人の体のことは分かって来ます。

それが中医学の基礎理論なのです。

その中でも、お通じに関することはとてもとっても大きなヒントになります。

便秘だと思っていない人、下痢だと思っていない人がいます

それが日常になっていると本人は自分が便秘とか下痢とか思っていない場合があります。

健康なお通じの状態はどんなものなのかをまず知っていただき、それから離れた場合に便秘や下痢に分類します。

便秘も下痢も消化器系が不調で起こる症状です。

それなら胃腸薬を飲めばいい?
便秘薬を飲めばいい?

その時はそれでよかったとしても、ニキビが減らなかったり痩身できない場合はその時だけ便秘や下痢を薬で治しても根本からの解決にはならないのです。

春はストレスからの便秘や下痢が増えます

特に年度が変わる春は、環境の変化からストレスを感じるものです。

ストレスに弱い五臓の肝がストレスを感じることで不調になると次に消化器系に当たる脾が弱ると言う中医学の公式があります。

几帳面な日本人。

ストレスを感じて肝が弱りお腹の調子が崩れるケースはよくあることですが、特に春はこれが起こりやすいのです。

お子さんが進学のために家を出ることは嬉しいけれど淋しさもある。これもストレス。

ご主人が転勤で単身赴任。
お子さんとご自身だけの生活は(ちょっと嬉しい笑かも?)不便で淋しいことだってあるはず。これもストレス。

ご自身が転勤や配置換え、新しい上司や同僚とのコミュニケーションに慣れるまではストレスを実際に感じるかもしれません。

サロンに来られるお客様の直接のお悩みは違っても、お腹の状態からメインのお悩みに繋げて早く解決するために、女性に良くある不調を中医学的に見る講座でお伝えしているのです。

事例検討会でももっと聞いてお客様の状態を知るとアドバイスがしやすくなります。

後6回でこの講座も終了となりますが、もっとカウンセリングの力をつけてその方のための施術とアドバイスに繋げて行きましょう。

サロンをされていなくても、ご自身やご家族の体の状態を中医学で見る方法を学べるのが『きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)』です。

明日のメルマガで5月から開講するこの講座の募集が始まります。
詳しくは明日20:00にお届けする『モーリーの簡単エイジング薬膳ケア薬膳』をご覧くださいね。

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