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「混ぜるな!危険」薬膳で食材が分からない人は、これをやっている

今日は令和四年に入って二期目の「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」が開講しました。

新たに4名の方が受講してくださることになりました。

この講座はこの時期に開講する予定がなかったのですが、リクエストくださり他の方で希望される方がいらしたらご一緒に学びたいと言ってくださって。

そういうご提案下さる方が嬉しいです。

そして以前から受けたいと思っていたけれど、やっと今回スケジュールが合ったと受講くださった方も。

タイミングが合って本当に良かった!

これだけ人数が集まると4枚くらい取らないとだめですね。
二枚しか撮らなかったらもう一枚は目を瞑っている方がいらしたのでこちらの写真になりました。記事に関係ないけど。

温めるか冷やすかは別ものと考える

講座中に出た質問で、食材の効能にはどんなものがありますか?というものがありました。

こんな聞かれ方でした。

『パワーをつけるとか、どぶの水を出す(これは私がいつも言っている体に溜まった余分な水分の事をどぶの水と言っているため)とか、温めるとか、他には・・・?」という内容でした。

あ、私が薬膳を学び始めた時と同じ分からない!になっていると感じました。

そこで、すぐに答えたのがこれです。

食材の性質と効能を分けて考えること。

日本語的には違いはあまりないかもしれませんが、薬膳では違いがあります。

「それを食べると体が温まる、冷やされる、どちらでもない」
これは食材の性質と考えます。

詳しくは、温める性質をさらに二つに分け、冷やされる性質も二つに分けます。
合計五段階になるので、性質の性をつけて五性と呼びます。

五性と効能とは別に考えないと頭が混乱して食材の事が分からないのです。

効能は冷やす性質の食材にも、温める性質の食材にもある

効能は、性質とは別で、パワー(気)を補充するものや、浮腫みを解消するもの、上に上がるもの、水巡りを良くするもの、血巡りを良くするものなどたくさんあります。

冷やす性質の食材に浮腫みを解消するものもあれば、温める性質の食材にも浮腫みを解消する食材があるのです。

となると、先ほどの質問は五性と効能を混ぜてしまっていると言うことですね。

これについてはYouTubeでも解説していますのでご覧ください。


食材の性質と効能は混ぜるな!危険

薬膳に興味を持って独学で始めると、食材の性質も効能も同じように感じてしまいがちです。

これを混ぜて同じように捉えるとなかなか食材を選べるようになりません。
なので、性質と効能は別ものと覚えてくださいね。

食材の性質と効能は混ぜると分からなくなって危険です(笑)

パワー(気)を補う食材をいくつか書き出したらそれを、温めるもの、冷やすもの、どちらでもないものに色分けをしたり、グルーピングしてまとめておくと分かりやすくなります。


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