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記憶力・集中力が無くならないように薬膳で予防するには?

今日は『ヘルスビューティー系のお仕事の方の中医学と薬膳(アドバンス)講座』の8回目でした。

今日のテーマは集中力と記憶力。

芸能人の名前が出てこないとか、勉強したことがなかなか覚えられない、買い物に行っても何か一つ二つ買うものを忘れてしまう・・・年齢を重ねるとこんなことがありますよね?

少しでも記憶力をキープするためにはどうするか?
中医学で考えて、それに合わせて食材を選んで食べれば薬膳になります。

体の構成要素「気血津液」の何がどうなることで記憶力が低下するのか?
五臓ではどこと関連するのかを知る作業から始めます。

ここで必要な知識は中医学の基礎理論です。

いつも、基礎理論は算数の公式やかけ算九九だとお伝えします。
それを使って、記憶力低下はどうなっているのかを見て行きます。

認知症もパターンによって中医学で考える

何をご飯に食べたかを忘れるのまだ良いとしても、誰と食べたかを忘れるのはちょっと怪しい。ご飯を食べたことを忘れるのは注意信号ですよ。

認知症は老化による脳の萎縮型と脳への血流不足の2パターンに分けて考えます。

基礎理論で学んだ中医学の分類(血虚や瘀血、五臓のどこが関連するかなど)に分けることができるので、何を食べたらよいのかはすぐに分かります。

ここでも大切なのはまず腎です。

腎は人が生まれてから成長を重ね老化して無くなるまでの全てに関わる人の年表のようなシステムです。

女性では腎のピークは28歳。
この年齢を過ぎたら、腎はどんどん老化します。

なので腎のパワーを少しでも下げないようにするのがエイジングケアの薬膳で記憶力をキープするためにも大切なのです。

糖質オフにし過ぎると集中力が無くなる理由

脳の栄養はブドウ糖、つまり糖質です。

なので、お腹がすくと集中力が切れて来ますよね?
頭を使うと体を使っていなくてもエネルギーを消費します。

主食のお米を食べない極端な糖質オフをしていると、ブドウ糖が不足するためお菓子で砂糖を摂ろうとしてしまうのです。

晩ご飯でご飯を食べず、朝ご飯でもコーヒーだけという方は、お昼ご飯を食べる前や三時に必ずお菓子を食べていたりします。

脳の栄養が不足してしまうからですね。

なので、糖尿病で食事制限をしている場合を除いては極端な糖質オフはおすすめしません。

勉強をしなければならない受験生やお子さんは特にです。

忘れるのは仕方がないので忘れにくくする方法

私は講座でたくさんの身近な例を挙げてお伝えします。
体質や体調がよくわかるので主に、家族(笑)

それ以外にも、エピソード的なことも。
するとただテキストやスライド通りにお伝えするより印象に残るのです。
忘れにくくなると言うこと。私自身が学んでいた時にもそうだったのです。

今日は大切なことを連呼しました(笑)

こんな風に印象付けるのも良い方法なんですよ。
ツボっていた受講生のお一人、ウグイスを覚えたのじゃないでしょうね~(笑)

忘れないようにするためには、何かエピソードや関連性のあることを思い浮かべておきます。

声に出して言うのも大事。

記憶力と集中力は意識してキープしよう


加齢による機能の低下は仕方がないことです。
けど、低下のスピードを少しでも遅らせる努力はできます。

薬膳もその一つ。
ご自身にもお客様にも役立ててくださいね。

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