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留年すると、どのぐらい損する?


この記事は、テスト勉強などに行き詰まったり、やる気が出ない時に読んで下さい。

きっと、これを読めば誰でも、嫌でも勉強する気になります。笑


勉強のモチベーションを維持するには


私の勉強のモチベーション維持の方法は以下の2つを真剣に考えることでした。

・留年したらやばいという危機感

・留年による金銭的損失の大きさ


一つ目の理由は容易に想像が付くと思いますので割愛します。笑

二つ目の留年による金銭的損失については、多くの人が少し勘違いしているように思いますので説明します。



留年すると、どのぐらい損するのか


まず、この質問を学生にすると、「大学の授業料1年分」と返ってくることが多いです。

しかし、そんなもんではありません。

まず、1年卒業が遅れると、

確実に「大学の授業料 + 薬剤師1年目でもらえる給料」を損します。


薬剤師1年目でもらえる給料は病院、調剤、ドラッグストア、製薬会社等どこに就職するかによって少し変わってきますが、

だいたい薬剤師1年目の給料、つまり400万程度は損をします。


なので、仮に私立の薬学部に通っている場合、

「 授業料150万+400万=550万 」

これぐらいは最低でも損をします。

実際は、まだこれだけではありません。


薬剤師の年収は経験とと共に上昇します。

なので、最初の1年で遅れるということは、一番給料が高い時期を1年損するということでもあります。

ですので、ここでもまた損をしてしまいます。


また、留年すると、就職や転職の際も評価に少なからず影響します。

こういったことを考えれば、

1年留年するだけで、トータル約800万程度損することになります。笑


この額が大きいと考えるか、小さいと考えるかは人それぞれですが、

今の頑張りで、これだけの額が左右されるなら、

薬剤師免許取得までは、必死に勉強してやろう。

と思えないでしょうか。笑


こんなことを書くと「 そんなに留年したらダメなのか? 」

と激しく反論されそうですが、

私は「 留年=ダメなこと 」とは全然思っていません。

あくまで、「 いくら損するのか? 」という話は、

私が、テスト前や国試前にやる気を嫌でも出すためだけに考えたことです。


私は、「 人生に無駄な事は、何も無い 」と本気で思っています。


大学生活の最中に他にやりたい事ができて、休学する人。

行きたい学部に行きたくて、浪人する人。

病気などで、思うように勉強できず、休んでしまう人。

この世の中には色んな人がいます。

また、後々振り返れば、留年しないと出会えなかった友人や教授、恋人などもいるはずです。

要領や効率ばかり追い求めて、無駄がない人生は寂しいものだとも思います。

ですので、決して「留年すること」、「同い年の他の人より遅れること」が悪いことと言っているわけではありませんので、勘違いしないでください。



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