モンゴルの高速道路脇は家畜の見学スポット?!
日本では、線状降水帯などという嫌なワードに気を揉むようになってしまいました。一方、モンゴルでは、その豪雨3日分くらいの年間降水量(250mm)しかなく乾燥しているため、草原地帯が多くなっています。南のゴビ地域にいくほど降水量は少なく50mmほどしかありません。植物にとって、わずかな降水量の差がその生長に影響を及ぼします。
僕がモンゴルに行った20数年前には、舗装道路(ハル・ザム:黒い道)というと、ウランバートルなどの大都市でしか見られませんでした。(ウムヌゴビ県の県都であるダランザドガドくらいしか行ったことないけど…)今は、各都市を結ぶ道は舗装されており、いわばモンゴルの高速道路網が張り巡らされています。
冬になると降水量が少ないなりにも、高速道路上にも薄っすら雪が積もります。それを除雪すると道の脇に雪が溜まり、その雪が融けることで道路脇は土壌水分がやや高くなるのでしょうか。草がよく生える。その草を狙って家畜が草を食べにやってくる。モンゴルに高速道路が整備されるようになってそれほど年月が経過しているわけでは無いが、賢い家畜たちは、草のよく生える場所を的確に把握している。
モンゴルの運転手は、結構スピードを出す。上の写真のタコメーターを見ると140km /h ! 道路脇には家畜が群れをなしているから、運転には気をつけて!
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