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第9回環境系学生未来塾~創造するのではなく、発酵することで場を醸す~

未来塾のたびにbeの肩書き更新することにしました。
「愛ある空気を醸し出す探検家」やっくんこと福元です。
2021.3/3~7に第9回目の環境系学生未来塾を開催。
屋久島での開催は8回目。
記念すべき10回目は第一期生ふとしが、大分県耶馬渓で耶馬溪未来塾第二弾として3月に開催してくれました。
第10回目まできた未来塾。屋久島の未来塾は8回目ですが、ある意味区切りだなと思い、内容やコンセプト、他スタッフとの関係性などをかなり見直した今回でした。
真面目な話は置いといて、まずはこちらの振り返り動画をご覧くださーい!

今回は、動画撮影も兼任ということで、最終日頑張ってふりかえり動画作りました。
人に作ってもらうのも嬉しいけれど、やっぱり自分の世界観が出せるのも嬉しい限り。ただ、場を回しながらの作業は睡眠が削られキツイ。。。笑

改めて未来塾とは

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まずは改めて未来塾とは何なのかってところから。
真面目に社会的意義を考えると。

大学生時代は人生に大きな影響を与える時期だと考えられる。
高校生まで過ごしていた、学校と言う小さな社会から地域や日本と言った大きな社会という名のコミュニティに接することで、大きく価値観を揺さぶられる。
未来塾では、大学社会に出て働く準備期間だからこそ、人の思いや働く実情を対話を通して学ぶことで、自分自身の在り方(価値観)を形成する場を創造する。
また、4泊5日という濃厚な時間を過ごすことで自身の未来をデザインできる行動力のある大学生を育成する。

という言葉にしています。
ちょっと硬すぎるので、スタッフと対話した時の「未来塾とは」を共有すると、
・自分と向き合う、自然の中で生活する人、言葉を大切にしている、認め合 う人、固定概念崩す場所、イキイキする場所、疑問を問い続ける場所、自分の弱さを知る受け入れる場所、大人と出会える場所
・社会人も学生も対等な立場で、想い想いの未来を語り合い、仲間の力を借りて自らを深め衣食住を共にしながら、暖かくゆるいつながりを共創する場
・人生をデザインする五日間の旅→ゆるっと真面目な五日間の旅
・「本当のつながりを取り戻す場」自分に、他者に、地球に、時間につながる時間
・自分自身が納得できる最高の人生を
・自然と、人と、自分と出会う旅

といろんな言葉が出ました。
というのも未来塾のスタッフは未来塾参加者がスタッフになり一緒に場を作ってくれます。
なので、この言葉たちはスタッフが参加した時に出てきた等身大の言葉。
参加者が感じたことが本当の未来塾だと思います。
スタッフのみんないいこと言うなー。笑

未来塾のキーワード

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未来塾をホールドするファシリテーターとして、以下のことを意識しながら場づくりにのぞんでいます。
場づくり、対話、関係性の再構築、無意識、NVC、doing、being、マインドセット、マインドフルネス、ウェルビーイング、ダイバーシティ、育ちの可能性
このキーワードは今まで未来塾を続けながら積み上げてきたもの。
未来塾のタイトル「人生をデザイン(SHIFT)する旅」
それは自分を作っていくことです。
未来塾は僕自身あり、僕を構成する要素が散りばめられていると言ってもいいかもしれません。
ファシリテーター次第で場の雰囲気が造られる。
その可能性を確かめるために、今回の未来塾はあかりんとダブルファシリでの場づくりに挑戦しました。
あかりんのキーワード。
感情、五感、自然、アート、対話、共感、NVC、being、いまを感じる、表現
多分、あかりんが加わってくれたことで僕が今までホールドしてきた未来塾と雰囲気がかなり変わったのではと思っていることろ。
豊かな空間を醸すことができました。

未来塾終了後のふりかえりを経て自分の中にあるもの

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実は未来塾が終わってから1か月以上だらだらとふりかえりnoteを書き続けています。
その間に、スタッフをしてくれたあかりん・きき・りんとのふりかえり、第9回未来塾参加者全体ふりかえり、おおぞらとの個人的なふりかえり、第10回を開催してくれた耶馬渓チームのふとしとまゆちゃんふりかえり、と今思えば時間を確保しながらかなり第9回未来塾ふりかえりをやってきました。
対話を繰り広げながらかなり未来塾の解像度を上げてきました。
未来塾の自分を作る感覚。
この感覚を言葉にしようとチャレンジしたのが今回の未来塾でもありました。
私は何から作られるのか。
その一つの答えとして、今回は
私は、私と環境からできている
と言葉にしてみました。
それは、環境の中に私がいて、私がいて環境が変わる
という意味だと思っています。
僕がいつも感じていた違和感「人生を探す旅」と言うキーワード。
答えはいつも自分の中にある。
それは、自分自身のあり方で如何様にも答えを変化させられると言うことです。
未来塾に参加したみんなが感じてくれる言葉。
「自分が変わらないと世界が変わらない」
自分を変えるってことを言葉にすると
自分を深く知り繋がることで
自分の願い(ニーズ)に耳を傾け
自分の幸福を考え行動し
自分が心地よいコミュニティ(世界)に所属しながら
自分がコミュニティを作ることで世界を変える

だからこそ、未来塾では自分との対話を重視しています。
自分が自分自身と生きる感覚を持つこと。
それは自分の願い(ニーズ)に気づき、
幸福になることと本気に向き合うことだと思っています。


最高価値〜含み含まれる〜場づくり

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最近の未来塾では最高価値(valuefactor)
とう言うワークを取り入れています。
バリュー・ファクターとは、人間行動学と自己啓発の分野などで世界的な権威として知られるジョン・ディマティーニ氏が38年間にも及ぶ研究結果からつくりあげたメソッドです。
その中でもバリュー・ディタミネーション(価値観の特定)と言うワークを取り入れていて、
私たちがどんなことに時間を使っているのか、何にお金をつかっているのか、どんなものを身の周りにおいているか、など私たちが普段とっている実際の行動から価値観を探る時間を作っています。
ワークが気になる方はこちらから
https://loveto-life.com/motivation/6796/

未来塾の旅に自分の最高価値と向き合う時間を作っているわけで、
僕にとっても未来塾は自分と真剣に向き合う時間になっています。
未来塾で出た最高価値は「自然体」
一ヶ月以上さらに熟成させた結果現在は
「含み含まれる」になりました。
僕の場づくりの根幹でもあり、未来塾の空間そのものに
反映されています。
僕を含め、場にいる一人一人が自然体でいられること
その状態になるには、
自分を認め、他者を受け入れること
「ただそこにあること」を受け入れられるマインドを持つと言うことです。

そして、ファシリテーターとしてのキーワードも「場を醸す」
も解像度がUP。
醸すとは、場にいる人を自分に含みながら、自分を場にいる人たちに含ませながら場を発行させること。
妻に教えてもらった面白い記事のパワーワード
「創造」するな、「発酵」せよ。

僕が本当に目指したい姿だとビビビときました。

人生で目指したい一つのあり方が言葉になった未来塾。
それは、
人生並列複発酵
並行複発酵(へいこうふくはっこう)は、デンプンを原材料として最終的にエタノールを得る醸造のプロセスとしての発酵において、麹の酵素によってデンプンがブドウ糖に変化する糖化と、ブドウ糖が出芽酵母の働きによってエタノールに変化する発酵とが、同一容器の液中で並行して複数同時に行われる形態の発酵のこと。 wiki調べ
場づくりや地域づくりは杜氏さんのあり方に似ているなと感じています。
場を作るのではなくて、その場にいる人・環境・時間で醸す、発酵させる。
そして、僕自身も発酵することで、周りの人たちも発酵しやすい環境を作る。
それが醸し出すってことだと感じています。

今回一緒に場を醸し出してくれた
あかりん、きき、さき、りん、もも、れふと、丸さん、かんちゃん、なみっち
あおぞら、なべちゃん、てる、ゆばちゃん、るき、たまちゃん、しょうじ
ありがとうございましたー!

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前回までの未来塾のふりかえりはこちら










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