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鬼火焚き2022年

2022年1月7日【平野区鬼火焚き】

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前日、育成会(子供会)が作ってくれた鬼はとても肩に力が入っています。

今日(1月7日)鬼火焚きの日。屋久島の各集落の殆どがこの日に鬼火焚きを行紙ます。

朝から晴れて、風がなく、寒過ぎず、心地よい一日となりました。

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1時には既に平野のベテラン勢がお揃いで、こちらから何を指示することなく、目配せだけで現場に急行💨
ついていけない展開ですが、こちらも予習は万端。
先ずは竹の採取です。予め許可をいただいていた場所で竹を切っていきます。

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虫食いが沢山あり、急遽別場所へ。
本気で屋久島移住、三種の神器のひとつ“チェーンソー ”を今年は手に入れたので、2mくらいに切断する作業をテキパキさせていただきました💪
グランドに帰ると、もう、組み立てが始まっています。前日に育成会(こども会)が作った鬼もてっぺんに収まりました。

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鉄芯、竹、パチパチ、竹、正月飾りと巻いていきます。
早い。
2時半には完成しました。

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一旦、解散。
4時半にはグランドに戻ると、区民が集まり始めています。
5時前には南分遣所(消防署)にお越し頂きました。

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ありがとうございます。
お話すると、この鬼火焚きで、消化訓練を合わせて行うのは初めてだそう。
5時になると、そぞろに家族連れも集まっていました。

さあ、区長のご挨拶。
下手だな。ごめんなさい。苦手です。
消化訓練として、水式消火器を特に子供達にもっと体験してもらいたかったのですが、結果的には積極的に放水をしてくれたのはお一人だけでした。

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次回は器具だけお借りして、子供は必ず一人一回消火器を握るくらいにしていきたいです。
さて、七草の子供が矢をいって鬼を退治します。七草とは7歳になった子供です。

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今年の弓矢は、設定が固かったらしく、鬼まで届きませんでした。
続いて、火入れです。七草の2人に火入れを任せるのですが、今年は先に火が入っていました。あれ?

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七草に火を入れてもらってからの進み方がめちゃくちゃ早かったです。
あっという間に鬼は火だるま。
区民から「今年は鬼ないの?」と聞かれる始末。「いえ、もう燃えました」

準備をしてくれた、鏡餅を入れたぜんざいをいただきながら、火が進むのを待ちます。
落ち着いたところでパチパチの木を区民各々が火に焚べます。
これは、一年各家庭の厄除けをしてくれるお守りになります。
そして、火が暮れて、美しい星空の下、皆さん帰路につきます。
例年なら、バーベキューでもしながら、このまま新年会です。
コロナめ。
火を落ち着かせて、今年度の年中行事は終了です。

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多くの区民に支えられて、無事終えることができました。
今年は予め、準備に手を貸していただいた事で、非常に迅速に終える事が出来ました。
本当にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。