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#屋久島野菜 徒然日記 10月
もう10月もおわり。
風がときに冷たく感じられるほどに、秋が深まってきましたね。
屋久島のお野菜たちは少しづつ彩りを取り戻し、だんだんと賑やかになってきました。
10月はじめの頃は本当にお野菜が少なくて。。
台風で傷んでしまったお野菜たちのために、ゼロからやりなおしてくれた農家さんたちには本当に頭がさがります。
そんな10月に素晴らしく大活躍してくれたお野菜は
真菰(まこも)。
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稲作よりも昔から作られていたといわれるこのお野菜。
わたしたちの目によく触れるようになったのは最近ではないでしょうか?
昔から浄化力が素晴らしいとされ、出雲大社のしめ縄はこの真菰の葉で編まれていたり、お歯黒の原料になったりしていたとか。
屋久島の土地の浄化力と相まってか、生でもとってもあまーく優しい味わいの真菰さん。
見つけると、わーーーっ!と嬉しくなってしまうお野菜のひとつです。
天ぷらにしても、サラダにしても、そのまま焼いてもとっても美味しく、からだがすっと軽くなる感じ。
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そして、今年わたしがお気に入りになったのは、真菰の味噌漬けや麹漬け。
生の真菰を自家製のお味噌や醤につけてしばらくおくと、食感はよりやわらかく、味わいはより深まって、なんともいえないアテになります。
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これに衣をつけて揚げるのもおすすめ。
下味のときにみりんもいれて、少し甘口にしておけば、お子さんも楽しめる唐揚げのような味わいになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1667462096823-3MF6CGAy9l.jpg?width=1200)
そして、ついてきた葉はすてずに乾燥させて、お茶にしたり、お風呂にいれたり、枕にいれたり。
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とってもきもちいいですよ。
ぐっと寒くなるこれからの季節。
発酵の力もかりて、カラダもこころもポカポカにすごしていきましょう。
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ある日の旬のおまかせプレート
紅はるかのよかたん豆腐パテ 赤ワインと根菜のソース 青梗菜のオイル蒸しをのせて
青パパイヤとローゼルのマリネ
里芋と小松菜の豆乳グラタン
ツルムラサキのきのこ炒め
季節野菜の甘酒ソース
マコモダケのフリット
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富山 美希/とみやま みき
a heavenly kitchen主宰、菜色料理家。
神奈川県出身、屋久島に移住して7年。 屋久島の大地から生まれる自然の恵みに魅せられ、その彩りと遊ぶことをこよなく愛する屋久島野菜愛好家。
宿の料理人、出張料理家などを経て2021年12月に高平の高台に自身のアトリエ兼小さな予約制レストラン“a heavenly kitchen 天空カフェ“ をオープンした。
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