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VOICE創作日誌 『プラテーロとわたし』を読む

先日、中学時代まで英語を習っていた家庭教師(先生の家庭に行っていた)から借りた本、『プラテーロとわたし』。

先日お宅にお邪魔したときに「今何に関心があるの?」と聞かれて「詩ですね。どんな言葉を使うといいのか、とか」と答えたら貸してくれた本。

徐々に徐々に読み進めていたが、意外にこれが今回の作品『VOICE』の助けになるかも知れないと気づいた。

この詩集に綴られているのは、詩人ヒメネスと愛ロバ(愛馬ならぬ)のプラテーロを中心とした、生活の中で感じたことや起こったことだ。端的に日記と言っても差し支えないかも知れない。
その中にはヒメネスがプラテーロに向けて語りかける形で書かれている作品も多い。

私が『VOICE』で表現したいことは、これかもしれない。つまり自分が何に感動したのか、相手のことをどう思っているのか話し、また相手が何に感動したのか、自分のことをどう思っているのか聞き、相互に理解し、つながりを強めること、その大切さ。それを表すために、会話の中での仕草や動きをダンスという枠組みで見せること……。

かねがね今作では言葉を話さないと行けない気がしていた。話す言葉の参考にするのに、この作品はうってつけではないかと思った。

あとおよそ90ページほど読めていない。にわかに読む意欲が強まってきた。

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