転々暮らし 1/27 thu 村川氏の演出
本日もこれから、村川拓也氏のワークショップ。もはや「稽古」の段階に入っていっているようにも思うが、「創作」の段階でもある、という意味ではワークショップだともおもう。
「虚構と現実の境界に生まれる」とはなるほど言い得て妙で、今回の作品も出演者それぞれが従事している(またはしていた)仕事の動きを再現することから初めて、作品を構築していっている。
例えば私のパートなら、工場での、機械の稼働準備をしている際の動きを再現しているのだが、ソレを見て「移動の多さと、時折ある繊細な作業、機械的で効率重視な動き」に面白みを感じられた(のだと思う)村川氏からは、「単に静止している部分(チェック作業など)の部分は短くするか減らして、掛かっている時間を短くしてほしい。そしてより機械的な挙動を意識してほしい」とのリクエストがあった。ほか、移動も経路を簡略化するなどの指示があった。
そうやって、面白みを感じた要素を強調するために、現実の再現から要素を抽出し、または削り、虚構に「寄せていく」ような印象を、村川氏の演出手法からは覚えている。
実際にどんな作品になるのか、他の出演者(仕事も様々)のパートがどうなるのか、本当に今から楽しみになっている。
成果発表上演は今週末日曜日。15時より。予約すれば誰でも観覧可能。
詳細や予約方法は👇参照
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