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手を乾燥させないためのケア

やくさひろです。

手を乾燥させないために毎日続けたいケア

手を洗う、消毒する、薬品に触れる・・・など、手は1日中刺激に晒されています。自分の手を見てみてください。手が赤くなっていたり、カサついていたりしませんか?それは手が乾燥している証拠です。そのまま放置していると手の病気につながることも。正しい対処法で、手を乾燥から守りましょう。

【手の乾燥で現れる症状】


手の乾燥は、手の甲・手のひら・指・指先のかさつきから始まり、ガサガサや皮むけ、赤み・・・と進行していきます。乾燥が進むと、ひび、あかぎれ、じくじく、かゆみなどが現れてきます。その中でも手によく現れるのが「ひび」と「あかぎれ」。この二つのおもな症状はこちら。

〇ひび

・・・皮膚がガサガサに乾燥し、弾力が失われた状態。触ってみるとカチコチした質感です。赤みや、かゆみ、痛みをともないます。かゆいからと言って、ひびのある箇所をかいてしまうと、炎症が悪化し、さらにかゆみが増してしまうおそれがあります。皮膚に薄く亀裂が入った状態から状態が悪化すると、亀裂が深くなり、痛みが増すほか、気づかないうちに指の関節がぱっくり割れてしまうこともあります。

〇あかぎれ

・・・ひびが悪化して、亀裂が表皮の奥にある真皮にまで到達した状態。ひびの状態のときよりもさらに皮膚が硬化して、ひび割れ部分から出血することもあります。痛みやかゆみもさらに強くなります。
あかぎれになると、指や手を動かすだけでつらく感じることが少なくありません。あかぎれは何もしなくてもズキズキとした痛みが出るほか、皮膚の亀裂部分から二次感染を起こして、ひび周辺が腫れてしまうこともあります。この状態になると治るまでにかなりの時間を要するか、完全には治らないケースも出てきます。

【手の乾燥対策に効果的な方法】


〇清潔に保つ

まずは清潔な手をキープすることが大切です。1日のうちに何度もする手洗いですが、しっかり汚れを落とせていますか?石鹸で手全体をしっかり洗っているつもりでも、洗い残しや、汚れが取り切れていない部分があるので要注意です。特に、手の甲側の親指全体や、爪まわり、指と指の間などは汚れや雑菌が残りやすい部分です。手のひら側も、手のシワの部分に汚れや雑菌が入り込みやすいです。これを機に、正しい手洗い方法をマスターして、清潔な手を手に入れましょう。

手洗いの前に、「爪は短く切っておく」「時計や指輪などの装飾品を外す」ことを忘れないでください。

では、正しい手洗いの方法を実践しましょう。
①流水で手を濡らした後、石鹸を泡立てて、手のひらをよくこすります。このとき石鹸はよく泡立てます。
②石けんの泡を手の甲にのばしていきます。このとき、手の甲をしっかりつかんでのばしていきます。
③片方の手で、反対の手の指先・爪の間を念入りにこすります。
④両手を組んで、指の間を洗います。
⑤親指は反対の手のひらでにぎり、ねじるようにして洗います。
⑥手首もしっかり洗いましょう。反対の手で握って捻るようにして洗います。

洗い終わったら、洗い残し、流し残しがないよう水でしっかり洗い流します。その後、清潔で乾いたタオルや、ペーパータオルでしっかり拭き取ります。

〇化粧水で保湿

乾燥した手にハンドクリームを塗ると、なかなか馴染みにくいと感じる人もいるでしょう。乾燥した手に足りていないのは水分です。まずは水分を補うことが大切です。おすすめは、顔用の化粧水を手にも使うこと。元々化粧水は、肌を柔らかくして次に使うスキンケアアイテムが肌に浸透するのを助ける役割があります。そのため、化粧水で肌に水分を与えてうるおい環境を整え、手を柔らかくほぐすことで、その後のクリームなどのなじみがずっと良くなります。この方法はプロのパーツモデルも、水に触れた後は化粧水+ハンドクリームのダブルケアを取り入れていることからも明らかなのです。
使い方は簡単。直接化粧水を手に取ってなじませても良いですし、コットンに化粧水を含ませて手に押し当ててパックをしても良いです。日中の日焼けが気になるなら美白化粧水、冬で特に乾燥が気になるときは、保湿化粧水でパックするなど、手の状態に合わせて使い分けるのもおすすめです。

〇ハンドクリームで保湿

化粧水で手に水分を与えたら、ハンドクリームで蓋をします。ハンドクリームはさまざまなタイプのものがありますが、目的は保湿。ハンドクリームを塗ることで手から水分が蒸発するのを防ぐ役目があります。ドラッグストアに行くと、たくさんのハンドクリームが売られているので、自分の目的や好みに合ったものを選びましょう。
例えば、「ひび」「あかぎれ」で悩んでいるなら「薬用タイプ」、とにかく乾燥が気になるなら「尿素配合タイプ」がおすすめです。美白効果やビタミンを配合しているものもあります。香りつきのハンドクリームは、手に塗ると良い香りがしてリラックス効果が期待できますが、体質によっては香料に反応してしまう人もいるので、気を付けてくださいね。

〇ハンドパックで週に1回の贅沢ケア

休日など時間があるときは、ハンドパックはいかがでしょうか。ハンドパックをすると、古い角質が取れ、肌が生まれ変わったようになります。肌の色もワントーンアップし、つるつるでしっとりした肌を手に入れることができますよ。
ハンドパックに必要なものは、ボディスクラブ、マッサージオイル、サランラップ、タオルです。
①濡れた手にスクラブを塗り込む。
特に爪周りは乾燥しやすく角質が厚くなりやすいので、念入りにスクラブを馴染ませていきます。指の節も固く黒くなりやすいのでマッサージするようにクルクル馴染ませてくださいね」
②スクラブを洗い流したらオイルでマッサージ。
手の甲に万遍なくすりこむようにマッサージしましょう。このときのポイントは、手の甲の骨の間を広げるようにマッサージすること、最近はスマホを使う時間が増えて、スマホを持つ手は縮こまりがちです。縮こまってしまった筋や骨を広げのばすようなイメージでマッサージしていきましょう。
③ラップで手を包み、蒸しタオルで温める
タオルを濡らして水滴が落ちない程度に軽く絞ったら、レンジで1分程度温めます。温める目安は、手に持ったときに気持ち良いと感じるくらいがベストです。熱すぎるとやけどしてしまうので、温度が足りないようなら10秒ずつ追加してみてください。
蒸しタオルを用意したら、サランラップで手を包みます。ふんわり包むのがコツです。ラップで手を包んだら、先ほど用意した蒸しタオルを手にかぶせて、冷めるまでパックしましょう。

手のお手入れのポイントは「清潔」「保湿」。

毎日の生活に取り入れるだけで、5年後、10年後の手に大きな差がでてきますよ。


やくさひろです。 記事が広くシェアされ、手のお手入れを通して誰かの幸せに繋がることを願っています。 いただいたご支援は活動費として使用させていただきます♡