見出し画像

セルフで楽しむハンドトリートメント


やくさひろです。

ハンドトリートメントという単語を聞いたことはありますか?      トリートメントは日本語で「手当て」という意味があります。

手のひらが痛い、手が重く疲れているように感じたことはありますか?手にはたくさんの神経が集まっています。毎日の生活で手を使わない日はほとんどありませんよね。つまり、手は毎日毎日休むことなく動いているわけで、手や手の神経は常に刺激やストレスに晒されている状態です。
ハンドトリートメントは、オイルやクリームを使って、手を優しくなでたり、揉みほぐしたりして手を労わる、まさに「手当て」です。
ここでは、ハンドトリートメントの効果や、やり方、ハンドクリームとの違いについて紹介していきます。

【ハンドクリームとは】

ハンドクリームにはフェイスケアのように、美容成分が多く含まれている商品が多いため、より美容に特化したケアをするのに向いています。例えば、乾燥対策はもちろん、商品によってはエイジングケアや美白対策といった効果も期待できます。
美しく年齢を感じさせない手肌づくりに、ハンドクリームはマストアイテムなのです。
ハンドクリームはわりと濃厚でコクのあるテクスチャーが多いので、塗った直後は肌がべたついて、すぐ手を使えないことも。またオイルタイプなどサラッとした軽い付け心地のものもあります。非常に浸透がよく、塗ったあとも肌がすぐにサラっとしてベタつきがないものが多いです。そのため、状況や場所を選ばず、使いたいときにすぐ使える、というお手軽さもポイントです。

【 ハンドトリートメントとは?特徴と効果】

実際のハンドトリートメントは、大きく分けて、リラクゼーションと、手の血液やリンパの流れを促進し、肌の健康と美を促進する効果があります。具体的に見ていきましょう。

まず、「血行の促進」です。ハンドトリートメントで手や指にたまっている余分な水分や老廃物を流し、指先まで血液を行き渡らせます。そうすることで、末端の冷えを解消して、全身の血行をよくします。特に女性は手先や足先など体の細部が冷たくなる「末端冷え性」に悩まされる方が非常に多いです。これは、手先や足先が心臓から離れているため、血液が生き届かず起こってしまう症状です。ハンドトリートメントで指先まで血流が良くなるようケアをすることで、手や爪の健康維持だけでなく、末端冷え性の解消にも役立ちます。

二つ目は「リラックス効果」です。冒頭で、ハンドトリートメントとは「手当て」することだとお伝えしました。「手当て」とは、その名のとおり、「手を当てること」。不安や緊張を感じたときに、頬を撫(な)でたり手をさすったりしたことはありませんか?お腹が痛いときはお腹を撫で、頭が痛ければ頭を抱える。そうすることで心が落ち着くことを、私たちは本能的に知っているのです。自分自身の体に手を当て、撫でたりさすったりすることで癒しを感じることができます。

また、手にはたくさんの神経が通っています。手を酷使していると、知らぬ間に手が披露し、神経もダメージを受けます。手を優しくなでたりマッサージしているのに、少し痛みを感じるときは、手が披露している証拠。いつもより時間をかけて、痛みや違和感を感じる部分を揉みほぐしてあげましょう。だんだん心地よくなり、疲労感が和らいでいきます。

三つ目は「むくみの緩和」です。ハンドトリートメントは、むくみ対策にも効果があります。日常的に体を動かさないと、体内の水分の循環がうまくいきません。動かなければ重力の影響で水分は下に溜まっていくので、むくみやすくなったり、筋肉が硬くなったりといった悪影響がでてきてしまいます。トリートメントをすることで自然と筋肉が動き、体内の水分の循環が良くなり、むくみの緩和につながります。普段座っていることが多い人は、意識して手や指だけでも動かすようにしましょう。

【ハンドクリームの選び方】

今はドラッグストアに行くと、さまざまな種類のハンドケア商品があります。ハンドクリームも、クリームタイプ、オイルタイプなどいろいろなタイプがあります。軽い着け心地が好きな人はオイルタイプ、コクがある使用感が好きな人はクリームタイプ、外出先でもササっと使えるミスとタイプなど、テクスチャ―や、香りなどから自分が気に入ったものを選びましょう。
クリームタイプの場合は、実際にトリートメントする際、伸びが良い方がトリートメントしやすいので、柔らかめのタイプがおすすめです。
オイルの場合は、植物タイプのものが適しています。例えば、グレープシード、ひまわり、アボカド、ホホバなどは匂いにクセがなく、肌への浸透も良いのが特徴です。ビタミンなどの栄養素も含まれているので、健康的な皮膚を作る際にも役立ちます。好みのアロマオイルを混ぜて、あなただけのオリジナルトリートメントを楽しむのも良いですね。

さらに、手肌の乾燥が気になるときは、肌表面にも水分補給をしてください。まず、化粧水やローションで手に水分を与えて、その上からクリームなどの油分で「ふた」をすると、保湿効果が高まります。

【 ハンドトリートメントのやり方】

ハンドトリートメントのポイントは「手を包むように」「優しく」マッサージすることです。お母さんが赤ちゃんの手をマッサージするような気持ちで、手を労わってあげましょう。

①クリームやローション、オイルなどを手にとり、手のひらで温めます。手全体になじませ、指を1本ずつマッサージしながら血流を促します。
②反対の手の指の根本から指先に向かって、親指と人差し指で優しくはさみながら押していきます。特に、人差し指と親指の間の付け根は硬くなっていることが多いので、しっかりほぐしてください。
③手のひら全体もほぐします。手の持ち方や指の使い方などは、やりやすい方法で大丈夫です。

ハンドトリートメントはとても簡単にできて手にも肌にも良いことづくめ。さらに、香りや使用感で好みのハンドトリートメントを使えば、気持ちもリラックスできます。ハンドトリートメントを毎日の生活に取り入れ、美しい手を手に入れましょう。


やくさひろです。 記事が広くシェアされ、手のお手入れを通して誰かの幸せに繋がることを願っています。 いただいたご支援は活動費として使用させていただきます♡