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【イベントレポ】ヘルステック企業で働く薬剤師さんに聞く仕事と就活/転職のリアル

こんにちは、ヤクミラボ運営の北川です🐶

2/12に開催したヤクミラボ第11弾のイベント "ヘルステック企業で働く薬剤師さんに聞く仕事と就活/転職のリアル" の様子を少しお届けします🎉
※ヤクミラボの参加はこちらから

今回は新卒でエムスリー株式会社に入社して現在はおうちの診療所 目黒のバックオフィス業務に携わる甲さんと、大学卒業後はMRや調剤薬局に勤務し現在は株式会社カケハシで働いているメグさん、ヤクミラボ運営でもあり株式会社メドレーで働く福井さんにお話を聞きました🍀

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そもそもどんな会社なの?

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まずは甲さんに聞きました。エムスリーというと、聞いたことがある方も多いかも。医療従事者向けのニュースや情報が掲載されたサイトの運営がメインの事業です。
そして現在は、医療機関の経営支援をする会社で働かれているとのこと。医師がやる仕事以外はなんでもやるという、幅広い業務があるそうです!

次にメグさんは、「日本の医療体験を、しなやかに」というミッションを掲げる株式会社カケハシで活躍されています。カケハシでは、具体的には薬局体験の服薬指導をサポートし、薬歴管理などの薬剤師業務を改善したり、薬局の業務の可視化をしたり、患者さんの服薬をフォローするサービスを提供しています。

福井さんが働く株式会社メドレーでは、「医療ヘルスケアの未来をつくる」をモットーに人材事業や、プラットフォーム事業を展開しています。
具体的にはには医療分野の人材紹介や、オンライン診療やオンライン服薬指導など薬局業務ををサポートするサービスがあり、患者さん中心の医療が実現できるよう尽力しているそう。


具体的な仕事内容は?

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甲さんはエムスリーでは製薬企業の担当だったそうで、エムスリーのサイト上に製薬企業からの広告を出してもらう交渉や、どういった広告を出すと良いのかといった提案やコンサルティングなど、幅広く活躍されていました。
現職の株式会社omnihealでは、経営支援だけでなくバックオフィス全般を担当されています。

そしてメグさんは、カケハシで「カスタマーサクセス」という仕事を担当しています。カケハシのサービスを薬局に導入するときの支援や、さらに活用してもらうためのサポート、サービスを改善するためのお客さんの声のヒアリングなどがメインの仕事だそう。
メグさんは、その中でも特にお客さんによりサービスを活用してもらうための事例紹介などのコンテンツを作成したり、セミナーを開催することが多いそうです👀
また、自身がお客さんの現場の声を聞きフィードバックした内容が実際にサービスに反映されるという場面に立ち会うことも多々あり、感動ややりがいを感じると教えてくれました✨

福井さんはメドレーで主にオンライン服薬指導や処方箋ネット受付等のサービスに携わっているそうで、「カスタマーサクセス」という部門で薬局に対する支援をされています。メグさんと同じように薬局でのサービス導入支援や、さらに活用してもらうための面談やヒアリング、資料作成など幅広く担当しているとのこと。

ちなみにメドレーで働いている薬剤師は2名程度だそう。カケハシでは1割程度、エムスリーでも数名程度と、ヘルスケアの会社で働くことは珍しいキャリアではありますね💭


今のキャリアを選んだ理由

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まず甲さんは、企業で働きたいという思いから、エムスリーを選んだといいます。マーケティングなどの業務をしたいと考えていましたが、製薬企業だとマーケティングに携わるには数年単位で時間がかかります。そこで新卒からガッツリ働ける会社として、エムスリーの存在を知りました。
転職の際は、「医療に貢献したい、臨床に携わりたい」という気持ちが強くなり、知り合いに声をかけてもらい今の会社に転職を決めたといいます。もともと週末だけなどの関わりがあった会社なので、大きな抵抗もなく転職を決められたそう。

メグさんは、そもそも学生の頃に海外の薬局に研修に行って日本との違いに驚いた経験があり、「薬局や薬剤師を地域に身近な存在にしたい」という思いがあったといいます。
そんなとき、カケハシの社長から「薬局での体験を替えるサービスを作りたいから手伝ってくれないか」と声をかけてもらい、そういうアプローチもあるんだ!と気づいて転職を決めました。

また福井さんは、スキルアップや挑戦をしたいという思いから転職を決めたといいます。薬学部以外の友達が多かったこともあり、他の分野の知識を身に着けたり、活躍したいという気持ちが強まったそう。
薬剤師という枠にとらわれず活躍しようと一度は医療に関係ない会社に就職しましたが、医療から離れたことにより「やっぱり医療に関わりたい」と感じて現職であるメドレーに就職しました。


薬学部の勉強や薬剤師の経験は役に立った?

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この質問については、3人ともが「役に立った」と答えてくれました✨

しかし、必ずしも必要ということはなく、役に立つこともありますが、逆にそのぶん就職するときの年齢が遅くなるなどのデメリットもあります。

具体的には入社後に薬についての勉強を改めてする必要がないぶん他の勉強に時間を費やせたり、お客さんである病院やクリニック・薬局の人と話すときに話がスムーズにすることができます。
また論文を読んだり専門的な知識が活躍する場面があります。

最初の就職で病院や薬局などの臨床現場に行くべきなのか、ファーストキャリアで何を選ぶかという点については「自分のやりたいことを優先するべき」という意見もありました。
もちろん後から転職することもできるし、どんなキャリアを選んでも正解・不正解ということもないですよね。自分の納得できる選択をすることが大事なんだなと感じます😊


イベント内では、さらに詳しく仕事の内容を聞いたり、転職や就活についてなども詳しく聞くことができました!
先輩のリアルな話がしっかり聞けるのもヤクミラボのイベントの魅力✨

今回のイベントが就活のこと、将来のこと、キャリアのことなどを考えるきっかけになれば幸いです🌱

ヤクミラボは、「薬剤師の将来にも色々な選択肢があり、それを多くの学生さんに知ってほしい」という思いで活動しています。

将来どんなことがしたいか?どんな薬剤師になりたいか?何を大切にしたいか?…就活やキャリアのことを考えていくなかで、迷うことも多くあると思います。
ヤクミラボはそんなときに仲間と相談したり、話したりすることができる場です。興味を持っていただけたら、ぜひこちらからご参加ください🍀

※今回の詳しい内容は、ヤクミラボメンバーはアーカイブ動画を視聴いただけます。

次回のイベントもお楽しみに✨

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