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女性専用車両

私は地下鉄を利用することが多いが、地下鉄は平日の朝通勤ラッシュ時間から午前9時まで、女性専用車両が設定されている。その昔は痴漢対策だったので女性専用車両という名称は気にならなかったが、その後その車両の利用者に変化があり、小学生以下や身体の不自由な客とその介護者も利用できるようになったので、ユニバーサルデザインではないかと思う。

そう考えると「女性専用」という名称を未だに使い続けるのは凄く不自然に感じてしまうのは私だけだろうか。そして利用者の変化に合わせて名称を変えていないので、説明の案内をちゃんと聞かないと小学生は使いづらいし、ましてや身体の不自由な人は更に使いづらいだろうから、ユニバーサル車両とか、トイレのように多目的車両と言った方が良いのではないだろうか。

しかしユニバーサル車両と言ってしまうと、身体の不自由な人は心に障害のある人ではないので、身体的な不自由しか認められていない。そして女性と小学生以下なのでLGBTQの人は認められていないしジェンダーレスでもないので、別の問題があるのかもしれない。

とは言え、いずれにせよ「女性専用車両」という名称は違うような気がするし、大昔の痴漢対策なら小学生や身体の不自由な人は入れるべきではない。要するに、女性専用車両の目的が良く分からないと思ってしまう。

話は変わり、聞いた話になるが、女性専用車両は女性ばかりなので香水などの匂いが充満していて、それも違う匂いが右往左往していて、乗っていて女性自身でも具合が悪くなる人もいると聞く。どこまで役になっているのだろうか?
#note   #エッセイ   #高齢者   #フリーター   #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

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